楕円球コラム~Extra~ 「清宮克幸の理事室」
Vol.14「ノーサイド~2019年へ向けて~」投稿日時:2011/10/06(木) 12:37
『楕円球コラム』愛読者の皆さん、お久しぶりです。
前回の『最終回(前編)』掲載の直後、東日本大震災が発生してしまいました。
被害に遭われた方々に深くお見舞い申し上げます。
前編に続く後編は、内容を一新して改めて掲載させていただきます。
――ワールドカップの予選プールが終了しました。選手起用や戦略の面でいろいろな検証や批判もありましたが、今大会の日本代表(以下ジャパン)の戦いぶりについて、改めて全4戦を振り返ってどのような印象をお持ちでしょうか?
「セットプレーへのこだわりが準備段階から足りなかった。今回のワールドカップはスクラムの優劣が試合の優劣を決めています。フランス戦などは20点ぐらいのハンディがあったのではないかと感じました。スクラムを軽視した今回のジャパンは、組織ぐるみで改善する必要があるでしょう。戦略面では、選手起用は監督の特権なんだけど、前回のフランス大会で2チーム制をとって『やはり、ベストメンバーで戦うべき』と結論された。2か月前にJK(ジョン・カーワンHC)による同様のコメントを読んだ記憶があります。でも、それにも拘らず同じ道を辿ってしまった。どちらに転ぶか分からない決断は、より熱くなれる道を選んだ方がいい」
――ラグビーファンが学校や職場で頭を悩まされ続けているのが『日本代表って何でこんなに弱いの? 本当に日本でワールドカップやるの?』という質問です。特にオールブラックス(ニュージーランド代表)戦のあとは、そうでした。このような問いかけをサラリと交わすには、どんな言葉が適切でしょうか? 清宮さんはこういう時にはなんと答えていますか?
「ベストメンバーでベストプレーを続ければもっと戦える。オールブラックスと戦ったチームは、トップリーグに入っても勝つことはできないレベルだったと思う、と」
――こんな状況でも、ラグビーファンとしては2019年のW杯日本開催が控えているからには、愚直に立ち上がって上を向いて歩いていくしかないわけで、どうしても8年後に幸せなノーサイドを迎えたいと夢を見てしまいます。ジャパンは今後、どのような強化が必要だと思われますか?
「独自性の確立と人材確保、つまりトップアスリートがラグビーを選択する環境づくり。あとは世界との交流。政治力と経済力を使って、不可能を可能にするということが必要です」
――ラグビー報道の重鎮である井田新輔カメラマンは、酒場の席で常々『ラグビーはサッカーのマネをするんじゃなくて、失敗している他競技からの方が学ぶことが多いはずなんですよぉー』と嘆いていました。一番怖いのは2006年に日本で開催された男子バスケットボール世界選手権の失敗です。あの時はアメリカなどから有名プレイヤーが多数参加していたにもかかわらず、日本代表の成績不振もあってメディアにもほとんど取り上げられませんでした。日本バスケ協会も約13億円の負債を背負ったようです。ラグビーは大丈夫でしょうか?
「ラグビーが持つ『熱』をどう発信するかが鍵ですね。日本人はこの競技に必ず惚れる。それが、いつになるか? 19年までに何かを変えて行かなくてはいけません」
――予選プールのハイライトは、世界ランキング8位だったアイルランド代表が同2位のオーストラリア代表(以下ワラビーズ)を破った試合ではないでしょうか? アイルランドは1999年のW杯ウェールズ大会で予選プール敗退してしまい、その屈辱を胸にしてジュニア層のエリートプレイヤーを徹底的に鍛え上げ、そしてオドリスコル主将らを育て上げて現在に至るという歴史があるのですが、このような過程はジャパンにも応用できると思われますか?
「可能だと思います。とにかく、やり切ることが大事。中途半端はよくないし、そこに投資をすることもMUSTです」
――そのウェールズ大会から今大会まで、大久保直弥選手と大野均選手という大学からラグビーを始めたプレイヤーが4大会連続で出場し、身体を張った熱いプレーを見せてくれました。19年のW杯に向けては、野球やサッカーを始め、相撲や柔道、バレーやバスケといった他競技からの選手のリクルートも有効ではないかと思うのですが……。
「他の競技で成功する選手はラグビーでも成功するはずです。今はトップアスリートと呼ばれる少数の人間が、ラグビーに出会う確立がかなり低い。それはなぜなのかを考慮して、改革しなければいけないです」
――今回のジャパンでは、チーム最年長のWTB小野澤選手と最年少のFLリーチ選手の奮闘が目立ちました。ワールドカップという極限の舞台で力を発揮できる選手と、そうでない選手との差はどんなところに表れるのでしょうか?
「覚悟と割り切り。あれもこれもと求めれば、能力を出し切ることは難しい。『俺はこれ!』と決めて戦う選手は強いです」
――今大会のノックアウトステージの組み合わせは『北半球vs南半球』という興味深いものになりました。優勝するチームはどこになるか予想していただけませんか?
「南アフリカ。前回の優勝チームが年を重ねただけに観えます。サモア戦の前半の戦いぶりなら決勝までいきそう。対抗はNZ」
――ジャパンの強化に直結するのがトップリーグでの激しい熱い試合です。今季はサントリーに元ワラビーズのFLスミス、現・南アフリカ代表(スプリングボクス)のSHデュプレアとLOロッソウ、NTTドコモに現オールブラックス(以下AB)のFBムリアイナ、ホンダに元ABのNO8ソーイアロ、リコーに現ABのCTBノヌー、サニックスに現ABのLOブラッド・ソーン、清宮さん率いるヤマハにも元AB主将のNO8コリンズが加入します。大変なことになりますね。
「彼らがチームで目立たなく、馴染んでしまうくらいに日本人が頑張って試合のレベルを上げたいですね。『トップリーグは強いよ』と彼らが世界にコメントすれば、価値があがるでしょう」
――トップリーグが産声を上げた2003年の秋、当時の日本代表強化委員長であった宿沢広明さん(故人)に取材させて頂いた際に『俺はハッタリでもいいから、トップリーグをスーパー12(当時)とプレミアシップに次ぐ『第3の極』にしますって言えと言ったんだ。日本でラグビーを野球とサッカーに次ぐ『第3のスポーツ』にしますって言えと言ったんだ。とにかく、そう言い切ってしまって、それに向かってやるべきことをやっていかなきゃダメなんだ』と珍しく声を荒げていたのを思い出します。それから8年経ちましたが、トップリーグの現状について、現場ではどう感じられますか?
「珍しい発言ですね。トップリーグ開幕の『サントリーvs神戸製鋼』の試合を国立競技場で行った際の記憶があります。あまり宣伝をせず、地味にスタートしました。私はJリーグと比較してしまっての発言でしたけど『派手な花火をあげましょうよ』と宿沢さんに言ったことがあります。そのときは『小さく産んで大きく育てるんだよ』と答えておられました。
リーグの価値は、世界のトップ選手が来ることからも間違いなく上がっているけど、インフラが整っていないのが現状です。雇用体系は今のままでも、運営をプロフェッショナルにすることはできると思います。世界にはない、日本オリジナルの企業雇用型のプロスポーツを実現することは可能であろう、と」
――トップリーグ事務局は昨年『40万人トライ!プロジェクト』(http://www.top-league.jp/news/news9769.html?)を掲げていましたが、残念ながら達成できませんでした。全96試合で40万人に満たないというのは、ちょっと寂しい気もします。トップリーグの観客数が伸び悩んでいるのには、どのような原因があるとお考えでしょうか?
「ホームスタジアムがない状況では仕方ないことだと思います。宣伝や広報の工夫も必要かも知れないけど、試合をホーム&アウェイで出来れば相当変わると思いますね」
――清宮さんが今季、監督に就任したヤマハ発動機ジュビロでは『スタジアム満杯プロジェクト』(http://www.top-league.jp/news/news11072.html?)を立ち上げて、ホーム会場のヤマハスタジアムを満員の観客で埋めてしまう計画を実行しようとしていますね。ファンクラブ設立(http://rugby.yamaha-motor.co.jp/info/#a110905110000?)やホームページでのルール紹介(http://rugby.yamaha-motor.co.jp/navigation/?)といった試みもされていますが、手応えはどうでしょう。
「ヤマハは唯一、自前のスタジアムを持っているチーム。ここがコケれば、他はどうしようもないというぐらいの気持ちで頑張ってます。満員のスタジアムで試合ができる価値をしっかり発信できれば、このムーブは広がるのではないかと感じています」
――ヤマハは今季『ハイプレッシャーラグビー』を目標に掲げています。3月の監督就任記者会見では『見ている人たちが、なるほど、そう攻めるか、そう守るかと、うならせるような工夫あるラグビーを展開して行きたい』と語られていましたが、その準備は整いつつありますか?
「それは、観てのお楽しみ」
――ヤマハの朝連では、早大レスリング部ヘッドコーチの太田先生直伝のレスリング練習を取り入れているそうですが、その成果はラグビーの試合でも分かりますか?
「観てのお楽しみ(笑)」
――清宮さんは、早稲田大の監督就任時には関東学院大、サントリーの監督就任時には東芝と、いずれも明確なターゲットを見据えていましたね。今季のターゲットは、ズバリどのチームになりますか?
「サントリー。古巣というだけでなく、今年も一番強いチームを見据えるのは当然です」
――大学に関しての質問もさせてください。先日、関東大学ラグビー対抗戦で筑波大の1年生・竹中選手が、明治大の計5人のプレイヤーを抜き去ったり振り飛ばしたりの鮮烈なデビュー戦トライをあげました。竹中選手や早稲田大の布巻選手には『今すぐトップリーグに行け!』という声も上がってきているのですが、ユース強化の視点でどう思われますか? 一応、今W杯でMVP級の活躍をみせたリーチ選手も、昨年までは東海大の学生だったのですが……。
「大学には大学の良さがあります。リーグ再編で、今の問題はクリアになると思います。競った試合を多くやることに異論はないでしょう」
――今年の4月に日本ラグビー協会専務理事に就任した矢部達三さんの私案では、大学リーグの再編成も語られていました(http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110418/oth11041817300011-n1.htm)。この案については、どう思われますか?
「誰かがやらなければ動かない。頑張ってほしいです」
――トップリーグと同じ2003年10月に発足したワセダクラブも8回目を誕生日を迎えます。ラグビースクールでは松島幸太郎選手(南ア・シャークス下部組織)をはじめとして花園でプレーする選手が育ち、また他のスクール生でも、フェンシングの松山恭助選手が全国少年大会中学生の部で優勝するなど、数年後のオリンピックを目指せる位置にまで成長しています。発足当初から振り返って、現在のワセダクラブをどう捉えていますか?
「競技数も人も増えて、このクラブのパワーもポテンシャルも高くなってきています。将来を見据えての新しいチャレンジが必要な時期に来ているかも知れません。関係者の方々と、どこかで話をしなければですね」
――では最後に、全国のスポーツファンの方々にメッセージをお願いします。
「私のヤマハでのチャレンジを一緒に楽しんでください」
幾度も中断を繰り返していて申し訳ありませんでしたが、これをもって最終回とさせていただきます。
この続きは『監督室』(http://athlete55.com/kiyomiya-katsuyuki/?)でお楽しみください。
今季はぜひ、トップリーグや大学ラグビー、また高校ラグビーの試合が行われるスタジアムに足を運んで下さるようお願いいたします。その一歩が道となり、2019年のワールドカップ日本大会に続いていきます。
ブログやツイッター、フェイスブックなどといったソーシャルメディアで情報発信することも、おおいに意義があります。
ラグビーを愛する日本やアジア、また世界中のファンにとっても2019年は大切な年になるはずです。今から準備を整えて、8年後に全員で笑って乾杯しましょう!
ご愛読、本当にありがとうございましたm(_ _)m
【オマケ】
前編に引き続き、WEB上で見られるラグビー情報を独断と偏見で集めてみました。
これからのシーズン、ラグビーを楽しむ参考にでもなればと思います。
【映像(映画)】
「インビクタス/負けざる者たち」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=ecyCLlG4mhA
●2010年公開。クリント・イーストウッド監督、モーガン・フリーマン&マット・デイモン主演。人種の差を越え、ラグビーを通じて国が一つになったという奇跡を描いた実話が映画化されました。舞台はアパルトヘイト撤廃直後の1995年の南アフリカ。この後、南アは経済復興し2010年サッカーW杯も成功させました。
「インビクタス/負けざる者たち」インタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=PRq_GLGsbI0&feature=channel
●「インビクタス」視聴後の高木琢也さん(現J2・ロッソ熊本監督)のインタビュー。関連動画の西田西田敏行さんや浅井慎平さんのインタビューも併せてどうぞ。
「ルディ/涙のウイニング・ラン」
http://www.youtube.com/watch?v=mZ7ZpLgkVxA
●1993年公開。デヴィッド・アンスポー監督、ショーン・アスティン主演。ラグビーではなくアメフトの映画ですが、元日本代表の廣瀬さん(トヨタ自動車)、おススメの一本です。体格でも学業でも恵まれなかった主人公の諦めない姿にグッときます。
「タイタンズを忘れない」
http://www.youtube.com/watch?v=DNLEwLlHAKw&feature=related
●2001年公開。ボァーズ・イェーキン監督、デンゼル・ワシントン主演。これもアメフトの映画ですが、正面選手(現神戸製鋼)が高校時代に鑑賞して感銘を受けたそうです。これも実話に基づいています。当時は、入るレストランも聴く音楽も黒人と白人とでは別でした。
【音楽】
松任谷由実「ノーサイド」
http://www.youtube.com/watch?v=s6dZxwRAbm8&feature=fvst
●1985年発売のアルバム「NO?SIDE」のタイトル曲。名曲です。1985年と1991年の二度にわたってドラマ化もされました。1984年1月7日の全国高校大会決勝「天理vs大分舞鶴」戦がモチーフになったと言われていますが、果たしてその真相は?
渡辺美里「kick?off」
http://www.youtube.com/watch?v=43tJqUlTPgE&feature=related
●都立松原高校ラグビー部のマネージャーだった渡辺さんの1991年発売のアルバム「Lucky」のラストに収められている隠れた名曲。彼女は「Kick?off(1986年)」に始まり「NO?SIDE(2005年)」まで20年連続で西武球場(現西武ドーム)でコンサートを行いました。
ゴスペラーズ「永遠に」
http://www.youtube.com/watch?v=Nxn3JNWfgG4
●2000年発売。神戸出身の作曲家・妹尾武さんが、応援していた林敏之選手(当時・神戸製鋼)の引退を惜しんで捧げた曲だそうです。40週以上に渡ってオリコンにチャートインを果たしたロングセラー。広い意味でのラブソング。
ゆず「威風堂々」
http://www.youtube.com/watch?v=qSWULQDOPSo&feature=related
●試合会場でおなじみの「ゆず」による日本ラグビー応援歌。神奈川県立富岡高校のSHだった岩沢厚治さんが作詞作曲。2003年W杯の日本代表壮行会に間に合わせるために、岩沢さんが徹夜で書き下ろしたというエピソードが残っています。
「World?in?Union」
http://www.youtube.com/watch?v=040rlPiAEQA&feature=related
●第2回大会から採用されているラグビーW杯のテーマソング。平原綾香さんの「Jupiter」と同じく原曲はホルストの『「惑星」より木星』ですが、発表はこちらが先です。最近の大会の模様と共にお楽しみ下さい。
「World?in?Union(別バージョン)」
http://www.youtube.com/watch?v=PH7o34qiS4w
●「World?in?Union」の別バージョンです。画像はラグビーとは関係ありませんが、「世界は一つ」というメッセージを感じていただければと思います。W杯に行けば分かります。W杯が来れば分かります。
オールブラックス【新ハカ】「カパ・オ・パンゴ」
http://www.youtube.com/watch?v=mtNj7QKyKzw
●音楽に分類してよいのか迷いましたが……オールブラックスのハカの別バージョンです。特別な試合の時にのみ見られます。今大会の決勝で見られるか?
【WEBサイト】
横井章の魅力あるラグビーhttp://rugbycreator.blog103.fc2.com/
●1970年から1974年まで日本代表の主将を務められた横井章さんのブログです。大西ジャパン当時のエピソードから子供の教育論まで、ラグビー指導者必見の「ヒント」が満載。
上田昭夫のひ・と・り・ご・と
http://blog.fujitv.co.jp/hitorigoto/index.html
●365日連日更新の上田さん(現フジテレビ)のブログ。会社の業務の一環のはずなのに、土日祝日も更新されているのがすごいです。毎日、ラグビーネタも掲載されています。
林敏之の楽苦美(ラグビー)ブログ
http://t-hayashi.at.webry.info/
●元同志社大⇒神戸製鋼の名選手であり、現在は神鋼ヒューマン・クリエイト勤務、NPO法人ヒーローズ理事長も勤められている林さんのブログです。特に関西のファンの方々は、どうぞ。
ラグビー愛好日記
http://koichi-murakami.cocolog-nifty.com/loverugby/
●すでにおなじみの方も多いです。日本のラグビージャーナリストの草分け的存在である村上晃一さんのブログ。ほぼ毎日更新されています。
ツール・ド・ラグビー
http://otomo-rug.jugem.jp/
●第2回ワールドカップから現在までのすべての大会を取材されている大友信彦さんが今年4月から始められたブログです。地を這うような取材の一端を読むことができます。
RUGBY REPUBLIC(ラグビー共和国)
http://rugby-rp.com/
ベースボール・マガジン社が運営する2019年ラグビー・ワールド カップ日本開催応援サイトです。海外から国内まで、あらゆるラグビーの情報を得ることができます。
RugbyJapan365
http://rugbyjapan365.jp/
現在、ベータ版で運用されているラグビー専門WEBマガジンです。今なら無料ですべての記事を読むことができます。
Rugby-WorldCup.jp
http://rugby-worldcup.jp/
●2019年の日本大会へ向けて一ファンの方が立ち上げたサイトですが、驚くほどの情報量に圧倒されます。
Planet?Rugby(英語)
http://www.planetrugby.com/0,,,00+en-USS_01DBC.html
●世界中のラグビーニュースが満載。これを見ているとラグビーは一年中、昼も夜もなく世界のどこかで行われているのだなと思い知らされます。英語の学習にちょうど良いかも知れません。
【雑誌など】
ラグビーマガジン?
http://www.sportsclick.jp/rugby/index.html
●日本のラグビーファンなら必ずお世話になる(はず?)ベースボールマガジン社発行の雑誌などが一覧できます。
「ラグビー! ラグビー!」
http://rugbyrugbyjapan.com/
●昨年刊行された日本初のラグビーの「メールマガジン」です。週刊なので、その時々のタイムリーな情報が得られます。
【書籍】
アルバム八幡山春秋―北島忠治(明大ラグビー部監督)89年の軌跡:ラグビーマガジン編集部編集)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0-%E5%85%AB%E5%B9%A1%E5%B1%B1%E6%98%A5%E7%A7%8B%E2%80%95%E5%8C%97%E5%B3%B6%E5%BF%A0%E6%B2%BB-%E6%98%8E%E5%A4%A7%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%93%E3%83%BC%E9%83%A8%E7%9B%A3%E7%9D%A3-89%E5%B9%B4%E3%81%AE%E8%BB%8C%E8%B7%A1-%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%83%B3%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8/dp/4583028369/ref=sr_1_5?s=books&ie=UTF8&qid=1296032046&sr=1-5
●余分な説明は要らないような気がします。六十余年の長きに渡り、明大・八幡山グラウンドに立ち続けた北島監督の眼差しが、すべてを物語っていると思います。
大西鉄之祐ノート「荒ぶる魂」―早稲田ラグビーの神髄:大西鉄之祐(著),清宮克幸(監修),益子俊志(監修)
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E8%A5%BF%E9%89%84%E4%B9%8B%E7%A5%90%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%80%8C%E8%8D%92%E3%81%B6%E3%82%8B%E9%AD%82%E3%80%8D%E2%80%95%E6%97%A9%E7%A8%B2%E7%94%B0%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%93%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%A5%9E%E9%AB%84-%E5%A4%A7%E8%A5%BF-%E9%89%84%E4%B9%8B%E7%A5%90/dp/4062127156/ref=sr_1_9?s=books&ie=UTF8&qid=1296463752&sr=1-9
●1987年に早稲田大学で行われた大西教授による保健体育の講義「人間とスポーツ」の録音テープより。大西さんの他の著作はhttp://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%91%E5%90%BC%93S%94V%97S&x=13&y=15よりご覧下さい。
ラグビー・ロマン―岡仁詩とリベラル水脈:後藤正治(著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E2%80%95%E5%B2%A1%E4%BB%81%E8%A9%A9%E3%81%A8%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%AB%E6%B0%B4%E8%84%88-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%BE%8C%E8%97%A4-%E6%AD%A3%E6%B2%BB/dp/4004310377/ref=sr_1_5?s=books&ie=UTF8&qid=1296032421&sr=1-5
●2007年に亡くなられた岡仁詩さんの評伝。大宅壮一ノンフィクション賞の受賞者でもある後藤さんが筆を振るっています。「やって楽しく、見て楽しい」ラグビーを築き上げた岡さんの軌跡。
ラグビーの作戦と戦術:日比野弘(著),山本巧(著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%93%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%88%A6%E3%81%A8%E6%88%A6%E8%A1%93-%E6%97%A5%E6%AF%94%E9%87%8E-%E5%BC%98/dp/4657025147/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1296555906&sr=1-1
●2001年度に関東大学対抗戦を制した早大ラグビー蹴球部の作戦と戦術をイラスト入りで分かりやすく解説しています。指導者の方に向けて。
荒ぶる魂―勝つために何を教えるか:木本建治(著)
http://www.amazon.co.jp/%E8%8D%92%E3%81%B6%E3%82%8B%E9%AD%82%E2%80%95%E5%8B%9D%E3%81%A4%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E4%BD%95%E3%82%92%E6%95%99%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%8B-%E6%9C%A8%E6%9C%AC-%E5%BB%BA%E6%B2%BB/dp/4062039435/ref=sr_1_114?s=books&ie=UTF8&qid=1296033080&sr=1-114
●「鬼のキモケン」と呼ばれた著者が、選手を鼓舞する言葉や、具体的指導、選手掌握術についてのポイントを語る。このチームは1987年度に「最後の学生日本一」に輝いたとして歴史に残っています。
気づかせて動かす山口良治(著)
http://www.amazon.co.jp/%E6%B0%97%E3%81%A5%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%81%A6%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%99-PHP%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B1%B1%E5%8F%A3-%E8%89%AF%E6%B2%BB/dp/4569671071/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1296035386&sr=1-2
●「自ら気づいたときに人は動く」をテーマに、伏見工を日本一に導いた名監督と名主将が語り合っています。特に指導者とリーダーのために役立つかと。
TEST MATCH―宿沢広朗の「遺言」:宿沢広朗(著)
http://www.amazon.co.jp/TEST-MATCH%E2%80%95%E5%AE%BF%E6%B2%A2%E5%BA%83%E6%9C%97%E3%81%AE%E3%80%8C%E9%81%BA%E8%A8%80%E3%80%8D-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE-%CE%B1%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%AE%BF%E6%B2%A2/dp/4062811359/ref=sr_1_102?s=books&ie=UTF8&qid=1296032937&sr=1-102
●「テストマッチは国と国の戦争である。スポーツという、ラグビーという手段を使った平和的戦争である」。序文から熱いですが、第2回W杯を監督として戦った著者の想いが伝わってきます。ゴーストライターを使わず、本人が筆を動かした本としても貴重です。
王者の復活―慶応ラグビー部を甦らせた「若者組織論」:上田昭夫(著)
http://www.amazon.co.jp/%E7%8E%8B%E8%80%85%E3%81%AE%E5%BE%A9%E6%B4%BB%E2%80%95%E6%85%B6%E5%BF%9C%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%93%E3%83%BC%E9%83%A8%E3%82%92%E7%94%A6%E3%82%89%E3%81%9B%E3%81%9F%E3%80%8C%E8%8B%A5%E8%80%85%E7%B5%84%E7%B9%94%E8%AB%96%E3%80%8D-%E4%B8%8A%E7%94%B0-%E6%98%AD%E5%A4%AB/dp/4062099209/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1296034809&sr=1-2
●創部100周年を前にして「最近の若者は……」と嘆かずに熱い指導を続けた結果が大学日本一に結びつきました。この本、実は14年ぶりの優勝の「前」に発売されているところがすごいな、と。
清宮克幸・春口廣対論 指導力:松瀬学(著)
http://www.amazon.co.jp/%E6%B8%85%E5%AE%AE%E5%85%8B%E5%B9%B8%E3%83%BB%E6%98%A5%E5%8F%A3%E5%BB%A3%E5%AF%BE%E8%AB%96-%E6%8C%87%E5%B0%8E%E5%8A%9B-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9D%BE%E7%80%AC-%E5%AD%A6/dp/4334033458/ref=sr_1_118?s=books&ie=UTF8&qid=1296033191&sr=1-118
●12年間王座から遠のいていた早大ラグビー蹴球部を劇的に復活させた清宮監督と、9年連続で大学選手権決勝まで関東学院大ラグビー部を導いてきた春口監督(現部長)との対談集。笑って泣けるエピソードが詰まっています。
常勝の理由「紅蓮たれ」:記虎敏和(著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4583039026/ref=sr_11_1?ie=UTF8
●啓光学園の指導者として前代未聞の全国大会4連覇を成し遂げた記虎さん(現龍谷大学監督)が、いかにして僅差のゲームをものにするかなどの哲学を記しています。清宮さんとの対談も収録。
楕円球の詩(うた)―自伝・林敏之:林敏之(著)
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●現役時代、「壊し屋」と恐れられた筆者のラグビーに浸り切った競技人生を描いた書。ラガーマンとしての生き様や考え方を教えてくれる本だと思います。
不屈の「心体」―なぜ闘い続けるのか:大畑大介(著)
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●テストマッチの通算トライ数「69」の世界記録を保持するなど華々しいラグビー人生を送ったかにみえる大畑選手の影には、数々の挫折やケガとの戦いがあったことを思い知らされます。
世界ラグビー基礎知識:小林深緑郎(著)
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●「J SPORTS」の解説でおなじみ、「ラグビー博士」こと小林さんの現在唯一の著書。エリス少年のエピソードなど、ラグビーに関係する方々は必読!
オフサイドはなぜ反則か:中村敏雄(著)
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●ラグビーでもなく、サッカーでもなく、単に「フットボール」という村同士のお祭り的行事だった時代を踏まえ、オフサイドはどうして反則なのかが紐解かれています。知的好奇心をくすぐられる一冊。
無冠のジャージー―宮地克実と三洋ラグビーの「挑みつづけた日々」:富永俊治(著)
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●凍てつく群馬県太田市のグラウンドを根城に、悲願の日本選手権制覇へ向けて牙を研ぎ続けた「宮地一家」の物語。宿敵・神戸製鋼などに行く手を阻まれ続けていた三洋も、今では常勝軍団に……。
知と熱―日本ラグビーの変革者・大西鐵之祐:藤島大(著)
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●大西ジャパンと早稲田ラグビーを語る上で外せない名作。大西さんの教え子であり、取材者であり、コーチとしてはライバルだった著者の「藤島節」が冴え渡っています。
スクラム?駆け引きと勝負の謎を解く松瀬学(著)
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●ラグビー経験者でも、おそらくフロントローにしか分からない「肉の世界」を肌で知る松瀬さんが、愛情溢れる視点からスクラムという謎の多いプレーを分かりやすく解説してくれています。
ラグビーに乾杯!:森本優子(著),くじらいいく子(イラスト)
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●ラグビーマガジンに現在も好評連載中の人気コラムの単行本化。漫画家くじらいいく子さんのイラストも素敵です。最強タッグの女性の目から見たラグビーへの愛に溢れています。
日本ラグビー原論:永田洋光(著)
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●前々回の2003年ラグビーW杯豪州大会の日本代表を徹底的に追いかけたルポルタージュ。果たしてスコットランドやフランスを相手の試合は健闘だったのか?
奇跡のラグビーマン―村田亙37歳の日本代表:大友信彦(著)
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●現7人制日本代表監督である村田亙さんの現役当時が描かれています。日本初のプロ契約プレイヤーとしてフランスに渡り、帰国後も40歳を越えるまでプレーし、どんな不遇にも屈しなかった姿に熱くなります。
オールアウト―1996年度早稲田大学ラグビー蹴球部中竹組:時見宗和(著)
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●中竹主将(前早大監督)を中心に1996年度の早大ラグビー蹴球部の模様を伝える。改めて、中竹選手は4年生になるまで一度も公式戦に出場することがなかったのだという事実が想い起こされます。
空飛ぶウイング―坂田好弘が駆け抜けた日本ラグビー黄金時代:村上晃一(著)
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●「日本ラグビー史上、最も世界に近づいた男」と言われる坂田好弘さん(現大体大監督)の評伝。1968年当時のNZ遠征や翌年からの留学の秘話が満載です。坂田さんはその後、監督として菊谷選手(現日本代表主将)らを育て上げ続けています。
慶応ラグビー「百年の歓喜」:生島淳(著)
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●創部100周年に向けてスポーツ総合誌「Number」に長期不定期連載されたルポが、最高の形で単行本化されました。当時の高田主将やの栗原選手(現NTTコム)や野澤選手(現慶大HC)らの姿が生き生きと……。著者の生島さんは早大卒というところに「ノーサイド」の精神が感じ取れます。
1万回の体当たり―タックルマン石塚武生 炎のメッセージ:大元よしき(著)
http://www.amazon.co.jp/1%E4%B8%87%E5%9B%9E%E3%81%AE%E4%BD%93%E5%BD%93%E3%81%9F%E3%82%8A%E2%80%95%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E7%9F%B3%E5%A1%9A%E6%AD%A6%E7%94%9F-%E7%82%8E%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8-%E5%A4%A7%E5%85%83-%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%8D/dp/4863100647/ref=pd_rhf_shvl_2
●2009年夏に急逝された元日本代表主将・石塚武生さん(前常総学院監督)のメッセージが詰まっています。引退後の険しい道のりにタックルし続け、またタックルを教え、教え子からのタックルを受け止め続けた人生だったということが分かります。
荒ぶるをつかめ!?早稲田ラグビー主将たちの苦闘:林健太郎(著)
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●清宮ワセダから中竹ワセダにかけての8人の早大ラグビー蹴球部主将が残した足跡。眠れない夜、残酷な結末、歓喜の涙。そんな青春を送った青年たちの群像です。著者は同部OBで、現在サンケイスポーツのラグビー担当である林健太郎氏。
「日本ラグビー狂会本」
http://www.amazon.co.jp/s/ref=ntt_athr_dp_sr_1?_encoding=UTF8&n=465392&sort=relevancerank&index=books&field-author=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%93%E3%83%BC%E7%8B%82%E4%BC%9A
●毎年ラグビーシーズン中に刊行される「日本ラグビー狂会」本の一覧です。よくよく探してみると、若き日の中竹竜二さん(現日本協会コーチングディレクター)などが寄稿していたりします。


























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