楕円球コラム~Extra~ 「清宮克幸の理事室」
Vol.10「今季の大学ラグビー」投稿日時:2010/06/11(金) 17:41
『楕円球コラム』愛読者のみなさん、こんにちは。
過日、久しぶりに清宮さん関連の報道がありました。まずはその件と、今年の大学ラグビーに関して聞いてみました。
――先日、一部報道で清宮さんが東洋大学ラグビー部のゼネラルマネージャーに就任するというニュースが流れて(http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2010/05/29/01.html)ビックリしたラグビーファンも多いと思うのですが、その真偽のほどを教えてもらえますか?
「真か偽かと聞かれると偽。なんだけど、今年から東洋大学がラグビー部再建に注力するという良いニュースと、その監督に早稲田、サントリーでの後輩の高野君が監督になったことから、いろいろと手伝いはするので試合だったり練習だったりに顔を出すかもしれない。だから、良き相談相手ということかな」
――今後もワセダクラブの専務理事として活動してもらえるということで間違いないでしょうか?
「ワセダクラブはNPO法人だからね。一生やらなきゃね」
――早大ラグビー部は辻新監督の元で春のシーズンを迎えているのですが、ファンとしては喜ぶべきか悲しむべきか、日本代表にバイスキャプテンの山中選手、日本A代表に有田主将を含む2選手、U20日本代表に6選手が選出されて不在の中、厳しい船出となりました。5月16日の初戦では、上井草で東海大に創部以来初の敗戦を喫し、試合後には『シボリ』も行われたのですが、この結果についてはどう評価されますか?
「初敗戦かぁ。でもいつか通る道だし、ここまで順調に東海が来ているだけのことで、そんなに気にすることはない。『シボリ』ができたことはいいことだと思う。だってこの世代で、それをやらなきゃいつやれるか?って感じでしょ」
――この時期にこれだけの選手がゴッソリと抜けるということは清宮監督の時代にも無かったことですが、チーム作りの過程において、どう影響されると考えられますでしょうか?
「チーム活性化の源になるね。初めての赤黒や初めてのシニア練習とか、色々な選手に色々なチャンス。ぐりぐり、やりますよ(笑)」
――東海大も日本代表に2名、U20日本代表に4名が選出されているのですが、慶應大と法政大に大勝して好調なスタートを切っています。昨季は1点差で大学選手権初優勝を逃しましたが、今季は本当に優勝を狙える戦力が整っているのではないですか?
「そうね、昨年の決勝はどちらが勝っていても良かった試合だったからね。でも、分からないよ、大学は」
――5月30日の『春の早明戦』は、10年ぶりに明治が勝利しました。明治は早明戦でもスクラムトライを狙ったり、モールを30m近く押し込むなど『重戦車』復活の兆しが見えてきています。今夏にはFWだけでNZ合宿を行う予定(http://www.sanspo.com/rugby/news/100529/rga1005290502000-n1.htm)とのことで、ラグビーファンにとっては楽しみですね。
「その良くない図式は要らないけど(笑)、明治が強くなることは良いこと。知恵と工夫とお金を使って強くなってもらいましょ」
――明治といえば、まだ決定はしていないそうですが練習グラウンドが『聖地』八幡山から多摩へ移転するという計画があるようです(http://www.sanspo.com/rugby/news/100602/rgb1006020503000-n1.htm)。清宮さんも学生時代に試合をされたグラウンドが無くなるというのは、時代の流れを感じさせられるのではないでしょうか?
「そうね。東伏見の時と同じで、もし本当の話なら大チャンスになるね、明治にとって」
――今季の大学ラグビーは、最近低迷している同志社が創部100周年ということで復活を期していますし、慶應も111周年、関東学院も春口父子が現場に復帰して(http://www.sanspo.com/rugby/news/100401/rgb1004010511000-n1.htm)このままでは引き下がらないでしょうし、昨季初優勝した帝京を中心として、どこが勝つのか分からない見所の多いシーズンになりそうです。
「春口父子の復帰は初耳だなー。『おめでとうございます。またクラブハウスに誘ってください』。さて、大学ラグビーシーンは混沌としているようだね。早稲田ももちろんチャンスあり。今年はたくさんの試合を観ることになると思うよ」
――清宮さんが懸念していた新人早慶明戦ですが、まずは6月2日に敵地・日吉で早稲田が慶應に昨年の雪辱を果たしました。入部して2か月、8年ぶりにフルタイムで指導に当たっている後藤コーチの元で練習を積んでいる新入部員たちが結果を出しました。週末の試合から中2日で出場した選手も多い中、敵地で勝利したことについてはどう評価されますか?
「後藤のようなタイプにコーチをされるのが早稲田の良いところ。科学と非科学の融合みたいなコーチングだからね。新人たちに魂を吹き込むのは8年ぶりなの?」
――新人錬の担当としては6年ぶり(権丈組以来)だそうです。新人早明戦は7月4日に『北風祭』の一環として上井草で行われる予定ですが、昨年は『96-0』と記録的な点差で明治が勝利しました。今年の予想はどうでしょう?
「あら、そう? 今年は行かなきゃね。後藤の仕上げを楽しみにしてるよ」
――サッカーの話も聞かせてください。まもなく清宮さんが応援に行かれる日本代表はW杯初戦まで間近ですが、直近のイングランド戦だけを見れば一筋の光明が差し込んできた感もあります。カメルーンが不調との情報もあり(http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20100601/soc1006011622003-n2.htm)、清宮さんが観戦する試合で『奇跡』が起きる可能性も出てきたのではないでしょうか?
「カメルーンに勝つことは『奇跡』とは呼ばんでしょ。ガンガン行ってもらいましょ!」
――清宮さん自身は、開催地の南アフリカに行かれるのは初めてですか? 南アフリカといえばラグビー大国ですが、サッカー観戦のほかにも何か予定は立てられていますか?
「治安が悪いので個人行動はなし。観光だけかな」
――アフリカへは1991年のラグビーW杯前に、南アフリカの隣国ジンバブエに日本B代表として遠征された経験がありますが、そのときのエピソードなどがあれば教えてください。
「『ビクトリアホール』っていう滝がすごくてね、世界最高よ。そこにもう一回行きたいね。その時のジンバブエでは、日本人には良くしてもらったなぁ。南アフリカもそうあってほしいけど……」
ということで、清宮さんは今後も早稲田ラグビーに携わってくださるそうです。
今年は大学ラグビーの試合も多く見られるそうですので、何かご質問があればコメント欄にどうぞ!



































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