
■グラサントレーナー“Roo(ルー)”とは…?
早大ラグビー部佐々木組の学生トレーナーとして、早大の大学選手権連覇、日本選手権でのトヨタ自動車戦勝利に貢献。卒業後、南半球へと旅立ち、現在はオーストラリアの某強豪プロチームで修行を続けるさすらいのトレーナー。トレードマークはサングラス。
本人によるブログは(http://gurasantr.exblog.jp/)。
※“Roo”のスポーツクリ
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“Roo”のスポーツクリニック
Vol.19 膝関節のテーピング投稿日時:2007/11/17(土) 14:54
今回はMCL損傷後の再発予防のためのテーピングとACL損傷後の再発予防のためのテーピングを紹介したいと思います。さらにおまけでのお手軽膝テーピングの3種類を紹介します。
☆絶対に守ってほしい事
テーピングをしてスポーツに参加する前(特に怪我からの復帰の場合)に必ず医師の診察を受けましょう。テーピングは万能ではありません。関節の可動域を制限したり、圧迫をする事により選手のPerformanceを助ける役割があるだけです。
膝のテーピングで主に使うテクニック
・ Xテープ 及び縦テープ
下腿の内反・外反制限。左右の側副靭帯(MCL・LCL)の機能を助けるテープ。
少し引っ張りながら、巻くのがポイントです。
Xテープの交点は、膝関節の中心になるように注意しましょう。
また、縦テープも真ん中が膝の中心になるように巻きましょう。
・ スパイラルテープ
下腿の回旋を防ぐためのテープです。また、膝を屈曲位で巻くと伸展制限にもなります。必ず、膝窩部を中心に巻くようにしましょう
・ スプリットテープ
膝関節部のテーピングのずれを防ぐ目的、及び膝蓋骨の動きの制限を目的としたテープです。
50cmぐらいテープを切り出して、中心が膝裏に来るように張ります。両サイドのテープの真ん中に切れ目を入れ、膝のお皿(膝蓋骨)の淵まで、裂いていきます。裂かれた2本のテープを上下の膝のお皿(膝蓋骨)に沿ってはります。完成版は写真のようになります。
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・ 8テープ
膝のお皿(膝蓋骨)にまわりを囲むように巻くテープです。膝蓋骨の動きの制限やテーピングの仕上げのラッピングでよく使います。
膝のお皿(膝蓋骨)の上から、8の字を書くように膝にテープを巻きます。その際、膝のお皿(膝蓋骨)にテープがかからないように注意しましょう。
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・ 前十字テープ
下腿からはじめ、下腿を横切りそのまま上のアンカーのモモ裏に向かってテープを巻きます。脛骨が先方に動かないように制限します。
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1.MCL損傷のテーピング
用意するテーピングの種類
ソフト伸縮(7.5cm)、ハード伸縮(7.5cm)、ホワイトテープ(3.8cm)、アンダーラップ
アンダーラップは膝全体を覆うように巻きます。
大腿部と下腿にアンカーテープ(ソフト伸縮)を巻きます。
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外側に1本縦テープ、内側1本縦テープ(ハード伸縮)を巻きます。
さらに強い内反制限をするために、内側縦テープの上にホワイトテープで3~5本Xテープをします。
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内側にXテープ(ハード伸縮)を巻きます。膝間節中心部でしっかりとXが出来るように注意しましょう。
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膝蓋骨の上から8テープを巻き、そのまま上のアンカーまで今まで巻いたテープをカバーしていきます(ラッピング)。下腿も同様に今まで巻いたテープをラッピング(上から覆って)して完成です。
2. ACL損傷のテーピング
用意するテーピングの種類
ソフト伸縮(7.5cm)、ハード伸縮(7.5cm)、ハード伸縮(5cm)、ホワイトテープ(3.8cm)、アンダーラップ
アンカーからXテープまではMCL損傷のテーピングと同様です。
前十字テープ(ホワイト3.8cm)を左右2本ずつ巻きます。
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さらにその上にハード伸縮(5cm)で、前十字テープを左右2本巻きます。
スパイラルテープ(ハード伸縮)を巻きます。
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膝蓋骨の上から8テープを巻き、そのまま上のアンカーまで今まで巻いたテープをカバーしていきます(ラッピング)。下腿も同様に今まで巻いたテープをラッピングして完成です。
3.キネシオテープのみを使った。お手軽テーピング
(題して、おばあちゃんの膝痛軽減テーピング)
キネシオテープのみを使ったテーピングの方法で、しっかりとした可動域制限はかけられませんが、膝の動きを助け安定させてくれるので、痛みが軽減されます。
加齢による、膝関節軟骨が磨り減り痛みを覚える方が多くいらっしゃいます。そんな方たちに効果的なテーピングもおまけとして紹介します。
用意するテーピングの種類
キネシオテーピング(7.5cm)
8テープ
キネシオテープを70cm(14マス)切り出します。他の膝のテーピングの仕上げでおこなうラッピングの8テープと同じように、膝の上から、8の字を書くように膝にテープを巻きます。その際、膝のお皿(膝蓋骨)にテープがかからないように注意しましょう。
8テープだけでは、あまり変化が見られない方はさらにスパイラルテープも加えましょう。そうするとさらに膝が安定し、痛みが軽減するはずです。
スパイラルテープは、キネシオテープを50cm(10マス)切り出します。
こちらがスパイラルと8テープを組み合わせたテーピングの完成版です。他の膝のテープと同じようにスパイラルテープを巻きます。その際、膝のお皿(膝蓋骨)にテープがかからないように注意しましょう。
注意:長時間のテーピングはかぶれやかゆみなどの肌のトラブルを引き起こすので避けましょう。もしこのような症状が発生してしまったら、テーピングの使用を中止し、皮膚科を受診しましょう。
また、テーピングの効果を発揮する時間は限られています。長時間の巻きっぱなしにしておくとテープがゆるみ、効果は薄れます。特に、膝などの可動性の大きい関節のテーピングはずれやすいので、ウォーミングアップ直前などに巻きましょう。

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早大ラグビー部佐々木組の学生トレーナーとして、早大の大学選手権連覇、日本選手権でのトヨタ自動車戦勝利に貢献。卒業後、南半球へと旅立ち、現在はオーストラリアの某強豪プロチームで修行を続けるさすらいのトレーナー。トレードマークはサングラス。
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