後藤禎和 『緊張・継承・創造』

特別編  磐田遠征、ヤマハ合同練習投稿日時:2012/07/13(金) 21:19



 12日(木)、13日(金)の二日間、私の古巣でもあるヤマハ発動機ジュビロとの合同練習を行ってきました。




 今回お願いした背景はいくつかありまして、まずはFW強化のため。この春大学レベルではある程度順調にきたなかで、それよりも高いレベルを体感したい。特にスクラムで体を当てたかったというのがひとつ。そして私がヤマハのOBであることと、清宮がヤマハの監督であること(笑)。監督に就任した段階から、どこかのタイミングでこういった合同練習を行いたいという思いを持っていました。9月になればトップリーグが始まってしまいますし、8月はワセダも夏合宿がありますので、タイミング的にはここしかないだろうと。


 初日はユニットがメインで、スクラムしか見ていませんでした。今回のヤマハでトップリーグと組むのは3チーム目になりますが、初めてボコスカいかれたという感じです。遥かに強い相手と組むという貴重な経験ができましたし、なおかつそのスクラム練習の1時間のなかでそれなりに対応できたのは、すごくよかったと思います。


 2日目はチーム練習、コンタクト中心の練習で、基本的にはいかれていましたが、思っていたよりもやれていたというか、通用するところも多々あり、十分勝負できていました。東海大戦で出た課題に対して、まだミーティングで意識付けをしたという程度でしたが、かなり改善できており、改めて夏以降にワセダがやらなくてはいけないことに確信が持てました。モールはダメでしたが…。


 全体を通して、通用するところがありましたし、自分たちより大きくて強い相手と当たる経験、タイトな局面に身を置くという目的を十分に果たせて、非常に有意義な2日間になりました。できれば、秋以降も定期的に~という感じです。


 久々に磐田を訪れ、会社に行き、昔の仲間とたくさん会えたのは嬉しい出来事でした。監督として清宮と対峙するのは、いつもと変わることはありませんが、清宮がここヤマハで監督をしているというのは、未だにピンときませんね(笑)



 
以下、ヤマハ発動機ジュビロ・清宮監督にも寄稿してもらいました。


<ヤマハ発動機ジュビロ監督・清宮克幸>
「ヤマハには色々な大学が来ていますし、ワセダが特別ということはありませんが、後藤が監督としてワセダにいて、私がここにいて、練習しない方がおかしいという話ですよね(笑)。


 2日間ワセダと一緒に練習をして、例年以上に体を張る人間が多いと感じました。例えば、この練習ではタックル8割で~と言っても、逆ヘッドで入ってボッコボコ音をさせている。後藤が指揮しているチームらしいなと感じましたし、非常にいい空気をしていますね。スクラム練習がメインでしたが、素材的には十分自分たちの武器になると思います。フロントコーチが3人もいる大学チームは他にないですから、奮起して欲しいです(笑)。


 大学日本一に向けては、メンタルの部分を選手たち自らの手で作り上げられるようになること。過去負けている試合は、自分たちの持っているものを出せずに負けたゲームが多いですから。練習終わりに学生たちにも直接言いましたが、その辺りをリーダーたちで色々と議論してやっていって欲しいと思います」


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