WURFC2013『 Independence Day 』

Vol.5 金正奎 確信と後悔、定めた覚悟―投稿日時:2012/07/19(木) 20:34




 

  2012年シーズン春。『後藤ワセダ』、逞しさを増したFWを軸に連勝街道を驀進。歴代のチームと比較しても、その戦績は申し分なし。しかし…、すべてを終えた今、冷静に思いを巡らせると、自分たちのあるべき姿、課題がハッキリと見えてきた。



 「春は後藤さんにもらうメニューが新鮮で、それに満足してしまい、個人のスキルを伸ばす意識が疎かになってしまうところがあった。でも、それではいけないんです。自分たちに何が足りなくて、それに対してどう行動を起こすか。今、何をすべきか。ワセダの百何十人全員が他人任せではなく、自分がリーダーだという気持ちを持ってこそだと思います」…。



 その熱は間違いなくチームを動かす。すべてはまだ見ぬ『荒ぶる』のために。今年のワセダは、『自立』して勝つ―

 





WURFC2012 『Independence day Vol.5 』 金正奎
 

編集・疋田拡



 



―束の間のオフが明けた今はどんな時間を




  とりあえずは、ウエートで体を大きくしようということでトレーニングを重ねています。後藤さんも言われていたように、3月に戻る感じです。基礎体力の部分をやり直すことと、ポジション練習、レスリング部への練習にも行きました





―春の連戦を通して、やっぱり体はしぼんだ?




  これは中野さんとかもそうなんですけど、セブンズ、オール早慶明からずっと毎週試合に出続けて、正直体重は落ちてしまいました。もちろん維持しようと努力はしたんですけど、どうしても…。最初に増やした分から2,3キロ。なので、今はかなりヘビーなウエートをして、しっかり筋力をつけているところです





―今はどんな思いで毎日を。難しい時間とも言える




  これは後藤さんからもミーティングで言われたんですけど、今をどう過ごすかが大事だと。40日後にある帝京大との試合、そこにターゲットを置いて。目標が明確な分、この時期でもモチベーション高くやれています





― 一週間のオフが明けて再び集まったときの空気は




  一週間のオフを皆思い思いに過ごして、リフレッシュできて、締まってはいなかったかもしれませんけど…(笑)、また始まるんだという緊張感はありました。あとは、これからどういう練習が始まるんだろうという不安と(笑)
 

 




―時間が経った今、改めて春シーズンを振り返ると



  スタートの関東学院大戦はすごくよかったんですけど…、相手のフィジカルが強くなってくると、受けてしまって、自分たちのラグビーができなくなってしまいました。正直、自分たちは体が小さいですし、そこの1:1で勝つのには限界がある。


 だからこそ、後藤さんも数で勝つ、セットスピードで勝つと言われているんですけど、結局2人目の寄りだとか、まったくできていなかったなと…。そこはこの春の一番大きな課題です。それでも、そんななかですべての試合で勝つことができたのは、大きかったと思います





―シーズンスタート前、後藤監督に対してはどんな思いを抱いていた?




  これは僕と(垣永)真之介でよく話してたことなんですけど、僕たちの代の新人練担当が後藤さんで、そのとき、この人は今まで出会ってきた監督と全然違うぞと、すごく新鮮だったんですよね。こんな人に指導を受けたら絶対に強くなるだろうって。


 なので、今年の監督が後藤さんになると聞いた時には、真之介と2人で、絶対にいけるぞ!と言い合いました。単純だと思われてしまいそうですけど…(笑)、それだけのものがある人です。新人練のときにそう感じていたので、後藤監督の下戦えるのは、純粋に嬉しかったです

 





―後藤監督の下、こんな春シーズンに~の想像と比べて、実際のところは



  正直、セットプレーはもっとタイトになるのかなと思っていたんですけど、東海大戦を除いては安定できていた。そこはイメージしていたものよりよかったですし、ブレイクダウンももっとやられるのかなという感覚があったのは事実です。


 帝京大にしろ、東海大にしろ、ワセダに対してはしつこく、そこにかけてくるので、しんどくなるんだろうなと。ただ、ブレイクダウンについては、2人目のところの修正が最後までできなかったので、やはり辛くはありましたし、まだまだだと痛感しています





―やはり初戦の関東学院大戦は大きかった?あれで乗っていけた部分があるように映るけど




  まさかスタートの関東学院大戦であれだけいけるとは思っていなかったですからね。昨年シーズンを終わらされた相手ということで、やっぱり少し不安もありましたし。そこで手応えを感じるというのもおかしな話なんですけど、みんながいけるという感じになったのは間違いないです





―そこから右肩上がりでいけている感覚はあった?




  いやっ、僕はむしろ試合を重ねる度に、ちょっと落ちているのかなって。自分たちのラグビーができているときは相当いいですけど、流経大からの最後の3つは、相手のFWが強かったですし、近場で喰い込まれる場面が多くてしんどくなってしまいました。結局そこでやられてしまうと、ワセダは何もできないですから

 




―最後の東海大戦を改めて振り返ると



  やっぱり、まずはスクラム。圧倒はされていないですけど、きれいに球が出ないシーンがあったのは、春初めての経験でしたし、そこでどう立て直すか、ゲーム中に対応できなかったのは大きな反省です。あとは、さきほども言った近場で喰い込まれる場面が多すぎたということ。


  昨年の帝京大もそうですけど、キープしてキープして、ワセダのアタック機会を少なくする戦術。東海大戦も結局1:1の勝負になってしまって…。そうではなく、数で勝って、プレッシャーを掛けられていれば、まったく展開は違っていたと思います





―後藤監督も「数で勝つ」、「スピードで勝つ」の意識が希薄すぎたと言われていたけど、実際プレーしていた側の感覚は




  単純に相手が強いとも感じましたし、これはよくないことなんですけど…、ワセダはどうしても他人任せというか、1人が1人を止めろ!という感じになってしまっていたと思います





―とにかくそれぞれが目の前の相手にブッ刺さってこい、みたいな?




  昨年だと、1:1で絶対に負けるなと言われていて、その変な癖というか、感覚というか、うまく切り替えられていないのかなと。昨年と今年のやり方では、また違ってきますから。やっぱり練習の段階から、2人目の寄りといった部分を意識できていなかったと、ビデオを見て確認しましたし、そこは今悔いの残るところです。もし、この春もっと意識高く取り組めていたら…って

 





―これからも晒され続け、ワセダの命運を握っているであろう近場の攻防。数で勝つ、スピードで勝つ。実際に体現する、跳ね返すイメージは持ててる?



  そこはもう意識しかないと思ってます。あとは体で覚えること。練習がすべてだと思うので、春の反省をしっかり生かしてやっていきたいと思っています。体を大きくすること、タックルの強さ、精度といった部分は、それぞれ個人がいかに意識高く取り組めるかです





―東海大戦、負けてもおかしくはない展開だったけど、フィールドの空気は




  トライを取られているところはありましたけど、前半は全然いけるという感じでした。ただ、後半のしょっぱなでシンビンが出て、すぐに取られたときにはだいぶ…メンタル的にもしんどかったです。ここが一番しんどいところだから、がんばろうという声は出てたんですけど





―それでも負けなかったのはなぜ?何があったから?




  ラスト10分であれだけミスなく展開できてペナルティを誘えたということだと思います。それがあのゲームの唯一の勝因なんだろうなと





―その最後のところ、自身は既にフィールドを去っていた




  本当に申し訳ないなって…。この春、こういった形での交替が続いていたので。自分もメンタルが弱いなと痛感されられました。その点ではかなり悔いの残る春シーズンでした

 




―同じく途中交替を余儀なくされた昨年の最後を思い出したりなんてことは…



  それはありますね。ここで負けたら自分のせいだ。自分は結局あのときから変われてないのかなって





―あのときのことは今でも心に残ってるもの?




  残ってますね。昨年は不完全燃焼というか…。何であそこで立てなかったんだろうとか。何て言うんでしょう、言葉にできない感じ、何とも言えないモヤモヤが負けてからずっとありました。悔しいというより、そういった感情です





―それでも先日の東海大戦はチームが勝った




  そうですね。同じようなシチュエーションのなか、チームが勝ったことに救われた部分はかなりあります

 




―ブレイクダウンの手応えは。一次の精度、寄り、実際発生してからの体の使い方…色々な要素があると思うけど



  単純にボールキャリアが倒れ過ぎというのが一番だと思ってます。ブレイクダウンは、もうほとんどそこで決まるのかなって。粘って立っていることができれば、多少2人目が遅れたとしても入ることができますから。やっぱり簡単にバタッと倒れてしまっているときは、ノットリリースだったり、超えられてターンオーバーされたりしているので、まずはそこです。2人目うんぬんももちろんあるんですけど、キャリアがすべてだと思ってます





―そのためにも、アタックでの一次の精度が大事になる




  そこはずっと拘って取り組んできましたから。だいぶよくなってきたと思います。ただ、東海大戦は相手が一次から前に出て、ブレイクダウンにプレッシャーを懸けてきて、対策をしていたのか分かりませんけど、二次のところでも上手に人を集めてきた。


 あのゲームに関しては、一次のところでもっときれいに球を出せていたら~という思いがあります。例えば、最初のトライなどは一次で前に出て、簡単に取っている。ああいった形がワセダとしての理想。なので、これからも一次に拘っていく、やるべきことは変わらないです





―この春でフィットネスが向上した感覚は…




  それはありますね。めちゃくちゃしんどかったということはないですけど、調整もまったくしていないので。一番大きかったのは、毎週試合が続いて、ゲームフィットネスがついたことではないかと思います。それが東海大戦のラスト10分に出たんだろうと





―後藤監督が春を終える頃には、全員が迷いなく~という目標を掲げていたけれど、その点実際にプレーする側の感覚は。次はこうなる。フランカーの動きに直結する部分に思える




  東海大戦までは、セットが安定していた分、BKにも余裕があって、ある程度うまく順調にできていたと思うんですけど、東海大戦では球出しがうまくいかなかったときに、みんな焦ってしまって…。そういった想定外のことが起きたときに、自分たちのやりたいことができなくなって、それが迷いに繋がってしまった部分がありました。


 そういった状況にどう対応するか、これからの課題です。ただ、全体としてこう戦っていくんだという絵は描けていますし、スンナリ入ってきていますし、一次でこうして~のイメージもしっかりあるので、あとは精度の問題になってくると思います。まだ少し時間は掛かるかもしれませんが…

 


 


―今シーズンのワセダの最終形、しっかり描けていると



  そうですね。その部分はずっと後藤さんに言われ続けているので。今年はこうやって~と、後藤さんの求めていることはしっかり見えています。その最終形が見えている分、今の段階で自分たちがどうあるべきかが分かりますし、課題も明確に認識できる。


 その課題が如実に表れたのが東海大戦です。あの試合は、数で負けてましたから。それを踏まえて、この夏2人目の意識をどれだけ変えられるかで、この先の結果が全然違ったものになってくると思ってます





―チームの幹になる部分、スクラム、モールは順調なのでは




  スクラムはだいぶというか、昨年と比べても全然違いますよね。今年の武器になっていると思います。ただ、これは真之介ともよく話すんですけど、チームとしてはいい方向に進んでいても、個人個人としてはダメなところがたくさんあって…。


 なので1番から8番まで、それぞれが課題を克服して、もっともっと意識を高く、スキルを上げていかなくてはいけないです。モールに関しては…、何でなんでしょうね?(笑)。こうやって押していこうというのがあって、昨年と組み方を変えているんですけど、それがしっくりきていると言うか、自分たちに合っているのかなと





―FWリーダーとしてこの春の総括を




  セットプレーに関しては、後藤さんからするとまだまだなんでしょうけど、悪くはなかったと思います。けど…、セットが終わった後、オンプレーのところの運動量は全然だなと。2列、3列の運動量がまだまだ少ない。歴代のワセダを見ていても、2列、3列が強いときは絶対に勝っていますから。そこはもっとプライドというか、拘りを持たなくてはいけないと思っています。


 今の両ロックはおとなしいですし、もっともっと自分を出していってもいいのかなと。というより、今のFWは気の優しい人間が多いんです。なので、もっとお互いガツガツ言い合えるくらい、それこそ『有田組』(一昨年)のような個性があればなって

 




―最前列はなかなか激しそうだけど



  須藤などは凶暴なんですけどね(笑)。それこそ今はキャプテンと須藤くらいなので、もっともっと8人が自分を出して、言い合って、ぶつかり合っていけるようになりたいです





―そんなメンバーだからこそ感じる可能性は




  みんな性格はマジメなので、勤勉にプレーする集団にはなれると思っています。いい意味で。うまく言葉にできないですけど…(笑)。運動量、仕事量、それこそ羽生(憲久、2002年度優勝メンバー)さんみたいなところまで目標にしていきたいです。きついときにこそ勤勉にタックル、サポートできるのが一番。そんなFWになります





―FWリーダーとして心に置いていることは




  特別はないんですけど、僕は基本的に言うタイプなので、そこは変えずにいこうと思っていますし、グラウンドに立てば、学年は関係ない。それこそ、4年生だ!くらいの気持ちでやっています。極端ですけど、もしキャプテンが話さなかったとしても、自分とバイスがしゃべってうまくいくならそれでいいだろうくらいに

 




―上井草の空気、どう感じてる?



  率直に言うと、練習自体が新鮮で、楽しんでできています。やらされているというより、今年は自分たちでやるんだという自主性があって、それが楽しめている要因なんだろうなと。やらされている感がない分、自分たちで雰囲気を作っていけて、それがいい方向にいっているんだと思います





―監督にはサラッと流されたけど、みなギラギラしているように見える




  それはあるかもしれません。後藤さんの練習って、僕たちをやる気にさせてくれるんです。やっていて、自分たちが伸びている、成長していくのが分かる。学生の間でも、空気の話にはなりますね。ひとりひとり、やろうとしていることがハッキリしているので、それが練習に繋がっていく。


 上から下まですべてのゲームに勝てた要因は、そういったところにあって、自分たちでやろうとしているのが、いい方向に進んでいる。そういった認識はみんなの間にあります





―全勝の話が出たけど、下のチームの戦いぶりはどう映ってた?




  僕が思うに、Aチームよりも下のチームの方がマジメというか、必死さがあったんだろうなと。常に全力で、ものすごくタックルにいきますし。そういったものがコルツから始まって、D、C、Bと連なっていく。下のチームがあれだけやっているんだから、自分たちも~という思いにさせられますし、突き上げというものをすごく感じていました

 




―後藤監督は就任時から「叩き上げの人間が~」という話をされていた



  正直に言うと、怖いです。叩き上げと言われるメンバーは、負けたくないという気が人一倍強いと思いますし、よくありがちな過去の実績や経験に縛られるということもない。そういったことがなく、とにかく思い切りやってくるので怖いです。岩丸さんであったり、植田(ともにフランカー)であったり、何事にも恐れずにやってくるので脅威です。同時に、絶対に負けたくないと思わせてくれる存在でもあります





―空気の話といえば、先日ヤマハへ合同練習に行ったとき、清宮監督から「チームとしていい空気を持っている。あとはメンタルの部分を自分たちで作りげられるようになるか~」という言葉をもらったけど、リーダーとしてはどう受け止めた?




  できている人はできているんでしょうけど…。先ほども言ったように、今のチームはおとなしい人が多いので、試合に出ている15人だけではなくて、ワセダの百何十人全員が他人任せではない気持ちというか、自分がリーダーなんだという気持ちを持てるか、持ってこそだと思います。


 そういった意識が、清宮さんの言われた自分たちで作り上げる~に繋がっていくのかなと。グラウンドに立った以上は、自分がリーダーだという気持ちを持つこと。今は正直、後藤さんの言葉でスイッチが入る感じなので。後藤さんの言葉は、引き込まれるというか、聞くと急にスイッチがオンに入るんです。それに頼っていてはいけないんですけど…

 




―体を作り直したら、いよいよ夏合宿が待ってます



  たぶん地獄ですよね(笑)。フィットネスは相当きつくなるという話ですし。でも、相当充実したものになるのは間違いないです





―勝負の夏、こんな時間を~というイメージは




  まず今年のワセダのやろうとしていることが8割、9割のところまで出来上がったらいいと思いますし、数で勝つためのフィットネスは、もうここでしかつけられないので、その部分は完成形に近づけたらと思ってます





―8.26 にはついに帝京大戦




  だいぶ意識しますね。もう入学してから2回負けているので。同じ相手に負けるのは嫌いですし、これ以上絶対に負けたくないです。帝京大は強い強いと言われているので、自分たちの力がどのくらいなのか分かるゲーム。そういった意味でも意識します

 




―今シーズンから啓光学園の先輩でもある上田一貴がバックローコーチに就いた



  憧れの人です(笑)。フランカーって一般的にタックルしてサポートして~とか言われているんですけど、啓光で一貴さんに出会ったとき、ランナーとしても存在感があるし、パススキルもあるし、この人はスーパーマンだと。こういう選手がすごいんだと思わせてくれた人です。タックルとサポートだけではダメだと、それまでも思ってはいたんですけど、一貴さんに出会ってからは、常にそう言い続けるようになりました





―求められていることも高いのでは




  実際、一貴さんにはタックル、サポートはもちろん、ランナーとしてももっと生きろ、もっと考えてプレーしろと言われています。求められているレベルはかなり高いと思いますけど、ワセダのフランカーはそのくらいできて当たり前ですし、それができなければ後藤さんの求めるものにも応じきれないですから。そこまでできなければ、本当のフランカーとは言えないと思ってます





―この春、自身のなかで変われたと思うところは




  まずフィットネスがついたこと。あとは…、タックルスキルもだいぶついてきたかなと。ここは春ずっと練習してきたので





―アタックでの存在感が増しているように感じるけど。キレも増して




  あっ、そこですね(笑)。ランナーとしても自信がついたというか、一貴さんがコーチになってから、ランナーとして残ることもありますし、練習でもそういう機会を増やすよう意識してやっているので

 




―今シーズン、一プレーヤーとして自身に課していることは



  僕が本気で求めているのは、ジョージ・スミス(サントリー)です。あれこそまさにフランカー。走れて、タックルにいけて、強さもある。本当にすごい。自分もうまいではなく、すごいと言われるフランカーになりたいんです。うまいとか、強いと言われる人はたくさんいますけど、すごいはそういないじゃないですか。自分もそう言われるようになりたいと思ってます





―みんなに聞いている質問。まだ見ぬ『荒ぶる』とはどんなものですか




  これがなければワセダではない。これがあるからこそワセダだというものです。『荒ぶる』を歌えてこそ本当のワセダなのかなって。自分たちはまだ歌えていないので、分からないですけど、これがあるからこそがんばれるものなんだと思います





―ワセダラグビーとは、と問われたら




  んー、考えたことなかったですね…。でも、一番に思ったのは、縛られずに自由にできるということです。言いたいことを言わせてもらえますし、ぶつけたいことをぶつけられますし、それがまたしっかり返ってくる。そういう場所だと思います

 




―後藤監督が学生に求めている『自立』、今の自分たちに思うところは



  まだまだ足りていないと思います。春は後藤さんにもらうメニューがすごく新鮮で、それに満足してしまっているところがありました。春が深まってきたときに、そういったところが顕著に出てきてしまって…。


 個々のスキルを伸ばすというところが疎かになってしまったんです。それは自立できていないということ。今の自分に何が足りなくて、そのためにどう行動に移すのか。そういったことができてこそだと思ってます。変わらなくてはいけません





―より厳しさを持って




  この春は思い切ったミスなら仕方ないという感じでやっていたんですけど、一次での簡単なミスなどはもっと練習からきつく言うべきだったのかなと思いますし、FWとBKお互いの理解がこの春はまだ薄かったなと。特にBKは一番言っているのが布巻で、あいつ一人に言わせているようなところがありましたし、もっとBKはBKで、FWはFWで、そして全員で言い合えるようになっていきたいです





―最後にこれからの誓いを




  まずは夏合宿での帝京大戦。そこにすべてを懸ける。そのために今やるべきことに全力を注ぐ。それを終えたら、今度は対抗戦。昨年は筑波大、帝京大に負けて、いい意味でリベンジの舞台が用意されていますから。まずそのために、今をがんばるしかないです。まだ時間があるではなく、今が大事。時間があると思っていたら、すぐになくなってしまいますから。今の積み重ねがすべてだと肝に銘じて、練習からやっていきます


<上井草グラウンドクラブハウスにて 夏合宿を前に>


 
後藤禎和『緊張・継承・創造』 http://www.wasedaclub.com/blog_my_top/blog_id=33

WURFC2012『Independence day』 http://www.wasedaclub.com/blog_my_top/blog_id=34

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