ブログ一覧

ブログ 2013/11

次へ>>

2013・ 『 Independence day 布巻峻介』[WURFC2013『 Independence Day 』]

投稿日時:2013/11/28(木) 21:32






 11.23、誇りを懸けた『早慶戦』。試合の趨勢を決めたのは、間違いなくこの男の拘りだった。その姿には、揺るがぬ決意が感じられた。アカクロ不動の背番号・7布巻峻介。二年間雌伏のときを過ごした至宝は今、勝利のため、クラブの未来のため、ある覚悟を胸に、挑戦の日々を過ごしている。





 「今の自分たちに足りないのは、『自律』です。みんなどこか人任せで、自分を持っていない。もっと自分を出していいんじゃないかって。まだ人に言われたことだけをやろうとしている。僕たちひとりひとりが考えられるようになれば、キャプテン、バイスが何も言わなくても、いい方向に動いていく。チームとして、あのふたりを楽にさせること。キャプテンが何も言わないのがいいチームだと、僕は思っています」…。





 垣永真之介、金正奎だけではない。ワセダには、こんなにもシビれる漢がいる―

 






WURFC2013 『Independence day 布巻峻介』


編集・疋田拡



 







―『早慶戦』に完勝。今、チームに流れる空気は








 雰囲気はいいですね。今やっと基礎ができてきて、ひとつひとつのブレイクダウンだったり、ディフェンスだったりで、応用というか、更に上を目指そうという段階に来ました。そこに迷いが出て、みんな考え出して、元気なく見えるようなときもあるかもしれないんですけど、ひとりひとり意識高くやれていると思います










―『早慶戦』を振り返って頂くと









 試合途中、ポンポン点が入っていくなか思っていたのは、運がいいというか…、相手のミスからの得点が多く、崩したという感じはあまりなかったので、慶應がいつ息を吹き返してくるのかなって。点差ほどの差はないと感じてました










―皆、体がキレていたというか、軽くて、いい動きをしているように見えた









 どうでしょう。練習の強度も若干落ちていましたし、流れに乗れた、勢いがあったというのが、そう見えた一番の要因だと思います



 







―16日ヤマハと戦った後、つま恋リゾートに移動して、丸一日リフレッシュ。後藤監督もコーチ陣もおらず、そこには学生たちしかいなかったけど、どんな時間を。みんなで弾けたりなんて…









 いやっ(笑)。ゲーム後だったので、夜はみんなで温泉に長めに入って、交代浴したり、サウナで汗流したり。各々いい時間を過ごせて、リフレッシュできました










―キックオフから3つ4つ、強いプレーで前に出たのが大きかった。あれでチーム全体、前に押し上げられた









 とにかく強くシンプルにというのが、チームとしてのテーマでしたし、僕自身もそう思っていたので。あそこまで前に出られたのは予想外でしたけど、結果、自分のタテが効いたのであればよかったです










―ものすごくイキイキしているように見えた。これまではどちらかというとディフェンシブなイメージだったというか…







 あー(笑)。運よく前に出られたという感じです










―今までになかったようなアタックがたくさん見られたけど、やっている側の感覚は








 普段通らなかったオフロードパスが通ったり、うまくサポートしてのトライとか、ノーホイッスルトライ、みんなが走った結果であり、ひとりひとりが1:1で勝った結果であったので、いい現象だったと思います




 






―ディフェンスはやっぱり不満?いかれかけているシーンが多々あった









 ホント相手のミスに救われたというのが多くて…。ディフェンスのセットが甘かったり、ショートサイドディフェンスで1本取られて、1本はペナルティになりましたけど、いかれていた。そこは満足いってないです










―近場はこの先勝っていく上での大きなテーマ?









 そこはもうチームで意識して、今取り組んでいます。帝京戦の後から意識が変わってきて、今はそれをやろうとしている段階なんですけど、まだ体が覚えられてなくて。それでも帝京大戦の後から、意識は格段に変わってきています









―ブレイクダウンの精度は。自身はエグいスイープ要所で見せてた








 まぁ(笑)。そこは僕自身もチーム全体としても、意識が変わってきて、ただボールを出すだけではダメで、相手に仕事をさせない、自分は次の仕事に行けるように接点で勝つ。ブレイクダウンの目的を一段階上げて、今は取り組めていると思います





 





―11月13日、サントリー・佐々木隆道が上井草に来てくれ、指導を仰いだけど、そこがひとつのきっかけ?









 そうですね。あの日、こういうブレイクダウンになると、こんないい効果があって、もしこんなプレーをしてしまうと、次にこんなに悪い影響が出るというのを色々教えてもらえたんです。それによって、みんな結果が分かって、やるべきことを自然に理解できるようになりました











―佐々木隆道には、春先から個人的にも色々レクチャーを受けてきたけど、一番強調して言われていることは









 ひとつひとつの仕事の質ですかね。もちろん量もそうなんですけど、1プレー1プレーの質を高める、仕事を全うする。その大事さを春からずっと教わり続けています










―変われてきているという自負はある?









 やっぱりひとつひとつの意識は変わりましたし、いつも言われている動き出しの部分だったり、コミュニケーションだったり、すべてレベルアップしなくてはいけないと思いましたし、指導を仰ぐことで、もっとできるんだと思えるようになりました




 





―『早慶戦』の解説では、『80分』がんばって欲しいって。公共の電波を使って温かいメッセージ








 はい(笑)。そこは自分が弱いせいで、ケガしてしまったり、途中交替になってしまったりしているので、次はしっかり80分ハードワークします










―藤田慶和が戻りチームに何が起きたのか、と問われたら










 試合で言えば、ものすごいランナーが増えたおかげで周りもアタックしやすくなったと思いますし、彼自身がチームに勢いを与えてくれる存在であったことは間違いないです。僕個人としても、帰ってきたあいつを見て、負けられないという気持ちになりましたし、やっぱり誰よりもウエートを一生懸命がんばって、誰よりも意識高く練習に取り組んでいるんですよね。常にラグビーのことを考えているのが伝わってきて、ジャパンになるにはこういうことが必要なんだと、誰しもが感じたと思います










―高校時代からともにプレーしてきて感じる彼のストロングポイントは。持っているもの、もたらしてくれるもの









 とにかく自分を持っていることですね。自分のプレーに自信を持ってやっていますし、意見もハッキリ言ってくる。そういった意味では、お互い正直にぶつかり合えるので、成長させてくれる存在だと思います



 






―『早慶戦』では脚光を浴びていたけど、まだまだあんなもんじゃない?









 それは全然。ああいった勝っている状況であったら、誰でも活躍できる。劣勢、チームの流れの悪いときに、それを打開できるのがあいつの強みだと思うので、これから先に待っている厳しい戦いで、そういったところに期待したいです










―チームトークでも既に中心にいるように映る








 たくさんしゃべってますね。シンプルに大事なことをズバッと言ってくれるので、分かりやすいですし、こちらとしてもプレーしやすいです











―ストレートに。フランカーに転向したのはなぜ?









 (笑)。CTBも大好きなんですよ、今までずっとやってきましたし。でも、大学1年目、自分の中で全然思い通りのプレーができなくて…。元々フランカーには興味があって、一度やってみたいという気持ちは持ってたんです。将来的に見ると、日本代表になるためにフランカーという道を切り拓いておきたかったですし、CTBに戻ることになるにしろ、フランカーをやって学びたいこともあったので










―いざ、転向を決断しての想いは。やってみての感覚なり









 とにかく接点で負けないこと、相手にとって嫌なプレーヤー、嫌がられるプレーヤーになろうと心してやってます




 





―ラグビー観が変わったりなんて…









 視界はまったく変わりますからね。バックスのときにFWに対して思っていた気持ちだったり、FWになってバックスに思う気持ちだったり、両方を体験できたので、今はそこをうまくチームに還元できていると思います。CTBをずっとやっていたら、今チームに言えていないこともたくさんあるだろうなと









―枠に捉われない。目指しているのは、『ポジション・布巻』?









 そうですね。例えば、接点で負けないだなんてことは、CTBのときも共通していたことですし。もちろん、フランカーの基本的な仕事は完璧にできるようにはしますけど、そこに留まらず自分の強みを作っていきたいと思っています










―ヤマハに行った際、清宮監督に「自分の選んだ道を信じろ、ブレるな」と言われたって









 はい。あのときは、フランカーへの不安があったとかではなく、客観的にどうなのかなというのを、知りたかったんです。もちろん今年はフランカーでやっていくつもりなんですけど、客観的にどう見えているのかを、清宮さんに聞いてみたかったんです




 





―覚悟定まったと









 信じろと言って頂けたことは、応援してくださっているということだと思いますし、CTBに戻れとは言われてないので(笑)、しっかりと受け止めて、突き進んでいきます









―プレーの幅は広がっている?









 フランカーをやっても、案外CTB的な動きもでき、+FWの仕事もして、やれること、やることは増えていると思います。最初はスクラムとか訳分からなかったですけど(笑)、今はこうしたら押せる、こうしたら押されるというのを、体で覚えてきたので、やっとFWになれたというところです









―でも、キックは封印と







 封印ですね。キックを蹴ると、隆道さんからダメ出しされてしまうので…(笑)










―両CTBのことはやっぱり気になる?









 いやぁ、もうめちゃくちゃよくて、チームにとって欠かせない存在です




 





―11.3帝京大戦、時間が経った今、改めて何を思う









 やっぱり帝京大は強かったなと。僕たちより高い意識のなかでプレーしているし、恐らく練習を見ても、僕たちより上にいっていたと思います










―それはどういったところで








 とにかく接点の激しさ。接点の拘り。そういったところを感じたのと、やっぱり自分たちに自信を持っていることがものすごく伝わってきたんです。自分たちを信じきる力を持っているなと感じました








―ターンオーバーあれだけできても、接点の違いを感じたと









 ターンオーバーはできたんですけど、やっぱりその接点ひとつひとつの拘りが、最後に僕たちの足を止めることに繋がっているので。その拘りで、残り10分僕たちがダメージを喰らってくると感じています




 






―あの日以降のワセダ、変われてる?









 今、結果として変われているかは分からないですけど、自分たちに足りないものに気付けて、変わるきっかけを与えてくれた試合であったことは間違いないです










―帝京大との距離は、と問われたら








 どうですかね…。やっぱり差はあると思ってます。点差的には縮まってますけど、それ以上の差はあるのかなと。でも、まったく諦める気持ちにならないですし、自分たち次第でいつでも追い越せる距離だと思っています










―いつもよく口にしている、ワセダに足りないものは







 …『自律』、じゃないですかね。今年チームのテーマに掲げてはいるんですけど、にも関わらず、やっぱりどこかで人任せにしてしまうところがある。みんな自分を持っていないというか…もっと自分を出していいんじゃないかって。キャプテンに従うばっかりだったり、後藤さんの言われることを、そのままやるだけだったり。もちろん、言われることをしっかりやるというのも大事なんですけど、それを自分なりに受け止めて、自分の持ち味にしていかないといけないですし、自分のなかで言われたことをレベルアップさせて相手に返していかなければならないと思うんです。そういう意味でいくと、まだ人に言われたことだけをやろうとしている。『自律』できてないなって



 






―それがプレーにも出ていると








 チームが劣勢になったとき、きついときに、そういったところが顕著に出てくると思います。自分で考えられなくなる。思い通りにいかなかったら、すぐ崩れていってしまう。そういったところです









―どうしたらいい?








 もちろん、周りから促していくことも大事ですけど、結局変わるのは絶対に自分自身なので。人から言われようとも、最終的に変わると決めるのは自分。本当にそこはひとりひとりにやってもらう、やっていくしかないと思ってます。例えば、僕も分かる範囲で周りに教えたり、話をしたりすることもありますけど、自分がやると思わないと絶対に変われないですから









―垣永真之介が、夏合宿前、布巻がチーム作り、組織の話をしてくれて~と言っていたけど、伝えたのはそういった部分?









 そうですね。僕が思った、チームの足りないことだったり、こうしていけば、もっといいチームになれるということについて、真之介さんと色々話たんです




 





―いよいよ週末には、『早明戦』が待っている。そこへの決意を








 僕は来て頂いた人に楽しんでもらいたいというのが一番です。僕自身ラグビーが本当に大好きなので、ひとりも多くの人にラグビーを知って欲しい。どこを見て欲しいかと言ったら、体のぶつかる音だったり、諦めない姿だったり、ノーサイドの瞬間だったり…。そのために命を懸けて体を張るつもりでいます。チームのために戦う姿をかっこいいと思ってもらえたら、楽しんでもらえたら、嬉しいです









―最後に。垣永真之介、金正奎への想いを







 ふたりは本当にチームの核ですし、みんなから信頼されているリーダーです。僕はあのふたりが一番楽しなくてはいけないと思ってるんです。あのふたりがきついということは、僕たちができていないということ。チームとしていい傾向ではないだろうと。僕たちひとりひとりが考えられるようになれば、ふたりが何も言わなくても、いい方向に動いていく。チームとしては、あのふたりを楽にさせること、あのふたりが楽にならないといけない。時に、あのふたりが不安をぶつけてくることがあるんです。それは僕たちが『自律』できていない証であって…。そこはお互い信じてやっていけるように。でも、今はそう思わせてしまっているのも事実。『自律』しなくてはなりません。キャプテンが何も言わないのがいいチームだと、僕は思っています




<早大ラグビー蹴球部クラブハウスにて 『早明戦』を前に>

 

特別編 『早慶戦』を終えて[後藤禎和 『緊張・継承・創造』]

投稿日時:2013/11/24(日) 19:57








 結果大差になりましたが、試合内容としてはまあまあといったところです。



 アタックに関しては、帝京大戦でのトライしかり、ヤマハで2つ獲りきったものしかり、レベルアップできているのは間違いありません。そこに藤田が加わったことで、ひとりで持っていく、ディフェンスのチェックがふたり来るといった相乗効果が生まれ、チームとしてのいいパフォーマンスに繋がったと思います。ずっとクソと言い続けてきたバックス、今日はちょっとステキでしたね(笑)



 いつものことなのかもしれませんが、今日は特に入りの部分で全体的に硬くなっている印象を受けました。それを打ち破ってくれたのは、藤田のあのオフロードパスであり、そこから一気に持っていって獲りきったトライ。今日はミスも少なくてよかったです。




 春の石巻ではフィジカルの部分でやられてしまいましたが、その観点からすると、今日は完勝と言っていいと思います。ただ…これが帝京大、トップリーグ相手にどうかとなると、何とも言えないので、現状に満足せず、継続して鍛えていかねばなりません。




 帝京大戦の後、集中力とクレバーさということを言い続けていますが、後半0に抑えたのは、初めて学生たちを評価してあげられる点です。 今日の試合でブレークスルーできたかと言われると…まだ分かりません(笑)。来週次第だと思います。自信についても同様で、少しずつ積み上げていきます。




 『早明戦』は言い続けてきたように、それまでの戦績や順位、優勝がどうとか関係のない戦いです。お互いができる限りの努力をして、死力を尽くしてぶつかり合う舞台。それを学生たちには満員の国立で体験させてあげたい。とにかくそういった思いです。

ラグビースクール通信 vol.81 2013年度 U13大会[ラグビースクール通信]

投稿日時:2013/11/22(金) 11:08


11月10日(日)
~U13大会1日目~

秋季大会が終わり、次はU13大会です。
これまでに学んだことはどのように活きてくるのでしょうか?

  

最終ミーティングを終え、試合開始です!
【ワセダクラブ 対 小金井・西東京・みなとRS 合同チーム】
  
◆結果◆     ワセダクラブ     小金井・西東京・みなとRS 合同チーム
            36(6T3G)                 0


まずは1勝。この勢いのまま次の対戦相手、世田谷RSに挑みます!

【ワセダクラブ 対 世田谷RS】
  
◆結果◆     ワセダクラブ     世田谷RS
            7(1T1G)        5(1T)

秋季大会では敗戦した相手に勝つことができました。 
翌週の試合に向け、振返りも入念に!



11月17日(日)
~U13大会2日目~

先週よりも暖かい新柴又グランド。第1試合の対戦相手は練馬RSです!
【ワセダクラブ 対 練馬RS】
  
◆結果◆     ワセダクラブ     練馬RS
            26(4T3G)       0

  しっかりとミーティング。そして次の試合へ。

【ワセダクラブ 対 ベイ東京】
  
◆ 結果 ◆     ワセダクラブ     ベイ東京
              7(1T1G)      21(3T3G)

嬉しい結果も残念な結果もあったU13大会でした。        
良かったところを磨き上げ、悔しい気持ちは糧にして、これから更に頑張ってほしいです!

2013・Independence day 『垣永真之介・金正奎 Vol.6』[WURFC2013『 Independence Day 』]

投稿日時:2013/11/19(火) 17:53




 三度突き落とされた11月3日のあの敗戦から2週間。赤黒戦士たちはしっかりと現実を受け止め、されど下を向くことなく、前だけを見て、全身全霊自分たちを磨いてきた。



 そして、迎えたシーズン最後の強化試合vsヤマハ発動機ジュビロ。屈強なカベに跳ね返されはしたものの、そこには見るべきものが、新たな気付きが多々あった。





 「皆何かしら掴むものがあったと思う。チームとしては、確かな手応えとさらに明確になった課題。残された時間で、これまでやってきた根本を忘れずに、細かいところを突き詰めていけるか、持ち直していけるか、打ち消していけるか。vs帝京大はここからなんです」。



 この先待ち受けるのは、本当のバトル。狂気・集中・拘り。ワセダにはワセダの、進むべき道がある―

 






WURFC2013 『Independence day 垣永真之介・金正奎 Vol.6』

編集・疋田拡



 







―いよいよシーズンも終盤に差し掛かってきているけど、今はどんな気持ちで毎日を








 垣永:あまり変わりはしないんですけど、よくよく考えると残り8週間くらいしかないので、毎日が貴重ですよね。何となく、これで終わってしまうんだという実感はあります







 :僕も一緒で、決勝まで行けたとしても、長くても8週しかないので、自分でやっていることは変わらないと思うんですけど、心の持ち様としては、もう少しで終わってしまうんだなぁというのはあります。まだまだやること、やれることがあるのではないかと。この先を見据えると、ウエートだったり、ベストを尽くそうと取り組んでいるところです








―11月3日のことはどう消化している?








 垣永:もう後ろに下がることはないので、とにかくとにかく前へって。今振り返ると、いい負けであったと思います







 :あの試合は内容的にも悪くはなかったですし、ワセダとしてやろうとしていることはやれていました。ディフェンスに課題は出ましたけど、今はそこを詰めてできていますし、しっかり前を向けています



 





―あの負け以降、心していることは







 垣永:日々の積み重ねということですね。あの日以降、練習の雰囲気はいいですし、充実感というものは更に増しています







―バイスとしては







 :フィジカルの部分ですね。そこにまだ差があるので、今を保つだけではなくて、次対戦するとしたら準決勝か決勝か分かりませんけど、そのときまでにもっと詰められるように。そのためには、まだまだやれることがあるのではないかと。ウエートのところは結構意識しています








―後藤監督的には、「十分戦えるレベルにまで来ているんだけど~」って








 垣永:いや、ここからなんですよ、帝京大は。だからキープとかではなく、ここからいかに強くなれるか。ここからが重要なんです



 





―豹変してくる過去の経験も踏まえてと







 :その通りです。春夏やってみて、縮まったなという気持ちもあるんですけど、決勝で当たった1年生のときにしろ、昨年にしろ、ここから離されているので。自分たちが上げていかないと開いていくだけ。伸ばせるだけ伸ばしていかないと、また昨年と同じことになってしまいますから。そこは糧にしなくてはいけないと思っています









―時間が経った今、改めてあの日の80分を言葉にすると







 垣永:んー難しいですね






 :僕としては、先ほども言ったように、内容はよかったと思っています。もちろん、ダメなところもたくさんありましたけど…。そういう意味では次に繋げられるゲームであった。結果は負けてしまいましたし、そこはしっかり受け止めなくてはいけないんですけど、あの日から今日までいい練習を重ねることができた。あの負けがあったからこそという部分はあると思います。緊張感、次に繋げられるゲームだったと









―勝敗を分けたものは







 垣永:もうそこは王者と、そうでない者ということです









―もう少し突っ込むと








 垣永:メンタルというか…自信、勝てるという自信と勝ち慣れている自信。それがあるのかなって






 :勝ち方を知っている分、帝京大は取られても落ち着いていましたし、逆にワセダはその部分で、取ってもあっさり返されたり…。そこは技術より、メンタル。そこに差を埋めていかなければと思っています



 





―同点に追いついてからのラスト10分には何を思う?








 垣永:そこから先の道はまだワセダには見えていなかったというか…。帝京はそこからの道が見えていた。その自信の差であったと思っています







 :追いついてから強気で行こうとはしていました。でも、これは僕たちふたりの反省でもあるんですけど…話した内容が「強気で行こう」ということだけだったんです。そこでもっと具体的な方向性を示すことができていれば、落ち着いてプレーできていたのかなと思いますし、逆にその僕たちの言葉で空回りしてしまったところもあったので、そこはすごく反省しています









―キックカウンターから崩される場面が多かったけれど、正直きつかった?







 垣永:しんどかったですね…






 :ずっと攻め込まれてからのキックだったので、もちろんきつかったんですけど、もっとやれた、やらなくてはいけなかったという後悔は正直あります



 





―前後半ともラスト10分が苦しい展開になった。フィジカルでの消耗度は実際のところ…







 垣永:後半の消耗はそれほどなかったんですけど、前半のきつい時間帯は本当に苦しかったです…









―その時間帯、FWは全然立てていなかった







 垣永:ただがんばれなかっただけです、そこは…。システム的にも少し問題があったんですけど、それにしてもお粗末だったので、改善に努めています






 :そこを突き詰めていくと、日頃の練習でそこまで自分たちを追いこめていなかったという反省が出てきますし、フィットネスをしてから練習をしているのに、あそこで立てていないということは、その局面までを意識してできていなかったということだと思います。その足りなさが、あのシーンに表れてしまったということです









―それでも、近場で体を当てる部分の感触は悪くなかったのでは?







 垣永:まぁ、でも最後のひと踏ん張りのところです。そこで取りきる帝京と取られてしまうワセダ



 






―ブレイクダウンはかなり戦えていたように思う







 :ブレイクダウンに関しては、正直戦えるなという感覚は持っていました。実際、ターンオーバーの数も多かったですし。しっかりファイトできていた。でも、課題はその後のところなので…。取ってからの攻めと方向性。無駄なキックがあったり。そこはミーティングも重ねて、今改善しているところです








―そこの部分は詰め切れていなかった?







 垣永:詰め切れてないというより、練習で詰めていたとしても、まったく同じ状況ってないわけです。なので、そこはひとりひとり個人の状況判断能力になってくると思います










―スクラムに関しては。さほど数は多くなかったけれど








 垣永:そうですね。まぁ、ぼちぼちとうことで










―もっと組みたかったなんて気持ちは…







 垣永:ないです(笑)



 






―帝京大に感じた変化は








 :攻め方がしっかりしてきていると感じました。徹底されているというか。こうなったら、こうしてくるというのを、帝京の選手たちは皆が分かって動いていたので、ディフェンスする側としては、止めにくかったです。個々のスキルというより、チームとしての攻め方がまとまってきているなと







 垣永:形、ですよね。徹底されているような、されていないような…。ここからもう一変化くらいあるんだろうと思っています










―試合後、キャプテンからみんなにはどんな言葉を








 垣永:もうがんばるしかないって。そんなようなことです










―帝京大の主将・中村亮土とも何やら話しこんでいた







 垣永:あれは…就職先(ともにサントリー)からの課題についてです(笑)。課題、たくさん送られてくるですよ…



 






―そして、16日のヤマハ戦。この時期にトップリーグと試合をするのは初めての経験だったけど、あの舞台にはどういった気持ちで臨んだ?








 垣永:トップレベルのラグビー、ブレイクダウンを体感するのは、とても大事なことだと思いますし、絶対にいい経験ができるだろうと思っていました。今年の春もよくなったきっかけは、リコーとの練習でよかったところからという経験もあったので。さすがに相手がヤマハというのには、ビビってましたけど…








―とのことですが








 :やっぱり大きくて強い相手と体をぶつけるというのは、貴重な経験になりますし、ここが色々なことを試せる最後のチャンスかなとも思ってました。後藤さんも「今日だけはどんなミスをしてもいいから思い切ってやれ」と。そういう意味では、しっかりとチャレンジできて、形あるなかで皆が自由にできて、トライも2本取れたので、よかったのかなと思います










―ものすごく積極的にボールを動かしにいっていた







 :選択肢としては、まず攻めること。キックを使うにしろ、攻めながらが理想ですから。そこをトップリーグ相手にどこまでやれるかを見たかったので、臆せずにチャレンジしにいきました。感触はとてもよかったです




 





―ゲームを振り返って頂くと








 垣永:やる前はそんなにいいイメージを持つことができなかったんですけど、出来ていた部分も多々あり、弱い部分も見えたり…。充実した、とてもいい合宿になりました<磐田には15~17、3日間滞在>









―できていたところとは







 垣永:ブレイクダウンでのターンオーバーもいくつかありましたし、いいアタックフォーマットが作れていたところです。ファーストトライなどは、かなり理想に近い形であったと思います








―逆は







 垣永:やっぱり…攻められてしまう時間帯ですね。流れのない時間帯に取られてしまう。そこでもう一踏ん張りできたら、また全然変わってくるはずですから



 





―ゲームが崩れたきっかけはスクラム?







 垣永:いやっ、自分たちより強い相手に連続攻撃、フェーズを重ねられると、疲労感とともに、どうしても折れるようなところが出てきてしまう。そこはワセダの課題だと思っています









―その点どう捉えてる?前半30過ぎたところで畳みかけられた







 :今のワセダの崩れ方は、一本のロングゲイン、誰かの個人技でロングゲインされると、どうしても歯止めが効かずに後退し続けてしまう。抜かれ方が簡単だったり。そこを詰めることができれば、相手の選択肢を狭めることができるんですけど、淡泊になってしまう。そこが崩れてしまう大きな要因だと思っています









―ヤマハのスクラムは別次元?








 垣永:いやぁ、別次元でしたね…。もう久しぶりにあんなに蹂躙されました。すごかったです。とてつもない経験でした



 





―いくつかきれいにオーバーされてしまう部分があったけれど、ブレイクダウンでの感覚は







 :先日、(佐々木)隆道さんがコーチをしに来てくださったときに、ブレイクダウンスキルを教えてくださったんですけど、みんなそれをしっかり意識してできていたなと。以前より、的確に相手を剥ぎにいくことができていて。それがうまくできているときは、いい球を出せていた。成果をすごく感じましたし、ディフェンスブレイクダウンに関しても、超えるところ超えて、精度は上がってきていると感じています










―30分を80分に伸ばさなくてはならない








 垣永:メンタルです。意識していないところで、何かしらの癖が出てきてしまっているんだろうなと






 :そこは練習で追い込んで行くしかないんだと思います。短い時間のなかでいかに追い込むか。練習はもちろん80分以上やっているので、そのなかでいかに密度濃い時間を過ごして、追い込んでいけるかです









―得たものもたくさんあるように思うけど







 垣永:それはかなり。僕だけではなく、皆何かしら掴んだものはあったと思います




 





―キャプテンとして見えたものは







 垣永:確かな手応えと、さらに明確になった課題。そこを残された時間で突き詰めていきます









―金正奎として得たものは








 :確実にディフェンスセットがよくなっていると感じましたし、動き出しがかなり改善されてきているのは成果です。加えて、集中力が欠けてしまうという課題も改めて痛感したので、そこはしっかり追い込んでいかねばなりません










―試合後には、清宮監督以下、ヤマハのワセダメンバー総出でのコーチングを受けた







 垣永:すごくいい時間でした。何をしたかは言えないですけど(笑)。表現するならば、当たり前で当たり前でない。そういったことに気付くことができました。清宮さんのコーチングを受けた上で試合を見ると、あぁ確かにそうだなと。かなりのヒントがあったと思います



 





―スクラムも長谷川慎さんからみっちりと







 垣永:スクラムは…本当に大事なことを忘れかけていたというか、根本的なところから脱線してしまっていたので、そこを見直す、すごくいいキッカケになりました










―バックローもまた変わっていけそうな感じがした








 :そうですね。例えばFWのショートサイドにしろ、今まで意識していなかったことを意識するだけで劇的に変わるというか…。コーチングを受けたのが、今まで意識をしたようなことがない部分だったので、目から鱗でした。やってみてすぐに成果が出るようなものだったので、これから試合で試すのが楽しみです。ヤマハの皆さんにあれだけやってもらえるのは、すごいことだと思いますし、本当に感謝しています




 






―残り僅かな時間、肝になることは








 垣永:これまでやってきた根本を忘れずに、細かいところを突き詰めていけるか、持ち直していけるか、 打ち消していけるかです







 :今年のワセダはこうやって戦うんだというのは、皆体に沁み込んでいるはずなので、あとはそれを80分続けるメンタルとフィジカルとスタミナを備えること。まだ劇的に変えられる要素としては、動き出しがあると思うので、そこはしつこく突き詰めて言っていきたいと思います








―ついに藤田慶和が戦列に戻ってきた







 垣永:もう自由にやってくれれば、それでいいかなと










―責任は俺が取ると







 垣永:そこは監督が(笑)






 :(笑)。ついにホンモノが帰ってきてくれたので、取りきるという部分に期待したいですし、あとは真之介が言ったみたいに、自由にしてくれればいいかなと。彼らしいプレーに期待しています



 





―11月23日『早慶戦』への決意を改めて







 垣永:伝統の一戦、何が起こるか分からないというのは既に経験していますし、絶対に負けられない、負けたくない、とにかく結果に拘ってやっていきます










―勝負を分けるポイントは







 :1:1です






 垣永:1:1






 :もちろんどこの大学にも負けなくない。でもそのなかでも慶應は、理由は自分でもよく分からないんですけど、その意識がより一層強いです。もしかしたら、これが人生最後の『早慶戦』になるかもしれないので、悔いなく、すべてを出し切る覚悟で臨みます






<上井草商店街AOYAGIにて 『早慶戦』を前に>

 

■Vol.106 2013.11.16練習レポート[ラグビー レディース通信]

投稿日時:2013/11/17(日) 20:00

メニュー
 
・鬼ごっこ
・2対1(短距離と長距離)
・すもう
・タックル
・ダウンからのタックル
・4列パス
・タッチフット
 
 
 
パスは基本の基本ですが、なによりも大事なのでショートもロングも
ていねいに投げれるようになりたいと思います。
また、声をだせてるときもありますが、もっと声を出せると思うときも多々あるので
元気に楽しくやっていきたいです!
 
ゆみ



















次へ>>

<< 2013年11月  >>

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

アーカイブ

ブログテーマ

ブログ最新記事

ラグビースクール通信 ラグビースクール通信vol110 7/15の練習風景  2018/07/17(火) 09:54
ラグビースクール通信 ラグビースクール通信vol109 7/1の練習風景  2018/07/13(金) 11:01
ラグビースクール通信 ラグビースクール通信vol108 二都県大会遠征の様子  2018/06/25(月) 15:31
ラグビースクール通信 ラグビースクール通信vol107 6/17の練習風景  2018/06/18(月) 16:41
ラグビースクール通信 ラグビースクール通信vol106 6/10の裏側  2018/06/12(火) 12:11
ラグビースクール通信 ラグビースクール通信vol105 6/3の練習風景  2018/06/04(月) 12:55
ラグビースクール通信 ラグビースクール通信vol104 5/27の練習風景  2018/06/04(月) 12:00
フェンシングスクール通信 第19回東日本少年個人フェンシング大会で入賞  2018/05/28(月) 15:54
ワセダクラブM.F./G.B.情報 お問い合わせ先  2018/05/25(金) 17:05
ラグビースクール通信 ラグビースクール通信vol103 5/20の練習風景  2018/05/25(金) 15:05
ラグビースクール通信 ラグビースクール通信vol.102 5/6の練習風景  2018/05/10(木) 16:47
ラグビースクール通信 ラグビースクール通信vol.101 4/29の練習風景  2018/05/01(火) 13:04
ラグビースクール通信 ラグビースクール通信vol.100 4/22の練習風景  2018/04/23(月) 11:02
ラグビースクール通信 ラグビースクール通信vol.99 2018年度開校式  2018/04/08(日) 14:01
フェンシングスクール通信 2017年目黒区フェンシング大会2名入賞  2017/09/21(木) 13:58
フェンシングスクール通信 2017年全国小学生大会入賞  2017/09/21(木) 13:56
フェンシングスクール通信 2017年杉並カップ ワセダクラブから入賞多数  2017/09/21(木) 13:54
フェンシングスクール通信 平成29年5月スクール通信  2017/05/26(金) 12:53
ラグビー レディース通信 ■Vol.235 2017.4.22 練習レポート  2017/04/27(木) 11:33
ラグビー レディース通信 ■Vol.234 2017.4.15 練習レポート  2017/04/19(水) 19:56