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Vol.26 見えた光明、New Wasedaへの一歩―[後藤禎和 『緊張・継承・創造』]

投稿日時:2014/05/26(月) 23:07




  風薫る5月、その歩みは山あり谷あり、紆余曲折の連続だった。vsメイジの手痛い敗戦、そこからの逆襲、見え始めた光明…。もがき苦しんでいるようにも見えるなか、指揮官は今、何を想うのか。本当の姿は。




 「すごく楽しみになってきた。昨年までのチームと、基本的にベースは同じでも、また違ったものを、今年は『創造』の先にNew Wasedaを創ろうと掲げている、その一端を、最後にお見せできるのではないかと思っています」。




 いよいよ迎える、6.22への追い込みのとき。新たなる一手、新たなる強み。今年のワセダは、『Plus One』で勝つ―




 

 

 





後藤禎和 『緊張・継承・創造 Vol.26』

編集・疋田拡



 

 




―ズバリ、今のチームの状態を言葉にして頂くと。明大戦に敗れ、心配する声も多く聞かれます









 強がりではなく、俺のなかでは、順調、順調にきている。Aチームに関しては










―vs明大、あの敗戦はどんなものだったのでしょう








 チームとしては、高麗大戦あたりからかなり仕上がってはきているんだけど、今年のワセダは、個々のレベルを比べたら、他のチームに劣るところが多い。特にメイジの選手と比べたら、圧倒的に劣る。そのなかで、チームとして少しでも綻びを見せるようなところがあると、一気にいかれてしまう。今の時点では、そこまでの厳しさがなかった。一度相手に流れがいってしまうと、それを盛り返すだけの地力がない。典型的な負けパターンだったと思う










―チームとしてのダメージは。シリアスなのか、前を見ていけるのか








 それほど深刻ではなかったと思うけどね。受け止め方としては、想定内といえば想定内



 





―相手どうこう以上に、自分たちの問題のようにも感じました








 きっかけを作っているのは、自分たちの問題。ただ、そこであっさり取りきられてしまうというのは、うまくないというか、物足りない。もっともっと強い相手、帝京大や社会人とやったときには、そういったシーンがよりたくさん出てくるわけで、そこでもっと粘り強く、思いきれるようにならないと勝てないだろうと











―攻め込みながらターンオーバーされてしまうシーンが目立ちましたが、その部分の見立ては








 2つあって…ひとつはボールキャリアの責任感のなさ。意識の問題とスキルの問題両方なんだろうけど。あとは、いつも言っているように、昨年のレギュラーメンバーが抜けたことによる目に見えない穴。サポートすべきところでサポートできない、しない。そういったところの穴が数々見受けられた。そこは継続して鍛え上げていくしかない。昨日の流経大戦などを見ると、負けたことがショック療法になったんだろうけど、結構改善されてはいたかな











―ディフェンスに関しては。大量失点が続いていました








 日本選手権のときなどは、だいぶいいレベルにまで上がっていたのが、またある意味で元のレベルに落ちてしまっていた。そのことを今年のAメンバー自身が自覚できていなくて…。何ができていないのかを自覚できていなかったなかで、実戦でできていないシーンが出てきて、どういうところをどう直さなければならないのかを、理解し始めている。そういったところだと思う











―FWが動けていないようにも感じます








 メイジ戦に関しては、お互い様だけど、中5日の当日移動という疲れはあったのかもしれない。それまでの試合に関しては、そもそもの個のタックルの問題もあった。組織としてのディフェンス力も稚拙ではあったけれど。高麗大戦辺りからは、上がってきている感触はあるかな。少しずつよくなってきている











―コンディションに関しては、いかがでしょう。昨年の今頃も鍛えて、鍛えて、しんどい状況にありましたが









 きつくはあると思うよ。もう7週、8週連続して試合している訳だから。きつくない訳がない。仕方のないことだけど



 





―多くのメンバーが抜けたことによる、経験のなさを感じたりは…








 あるかな。経験のなさというか…ちょっと厳しい言い方をすると、個としてのポテンシャル。例えば、垣永などと比べたら、低い高いというのを感じてしまう。それが先ほど言った、目に見えない部分に出てくる










―フィジカルのレベルに関しては。目標に到達しているのか否か









 積み上げてきた部分は着実にあるという感じかな。当たり負けている気は全然していないし










―明大戦の負けを受けて、変えたこと、変えざるを得ないことはあったのでしょうか。スケジューリング、取り組み…








 それはない。変わらず、予定通りに進めている











―5月はどういった位置づけだったのか、どういった取り組みを重ねてきたのかを改めて








 4月の下旬以降、試合がずっと続いていて、ゴールデンウィークも同じ感じだったから、基本的に何かに集中して~というスケジューリングは難しかった。なので、試合を通じて仕上げていくという形。そのなかで、先週からサントリーとの練習をスタートさせてもらって、より強い相手にも戦えるように持っていこうと



 





―昨日の流経大戦の評価は








 よかったんじゃないかな









―ここが!のポイントは







 (フランカー)吉田(笑)










―『数で勝つ』を体現…








 していたね。あと一年早くフランカーにきていれば…(笑)。SH時代からああいった素養を持っていたからね。Bチームのゲームなんかでもずっとよかったんだけど、サイズ的なこともあるし、実績もあるから~という感じで。今回ケガ人等もあってAに上がり、そのチャンスを見事に物にしてくれた










―吉田効果もあってか、願っていた完封でした







 まぁ、ディフェンス、悪くはなかったんじゃないかな



 





―明大戦に敗れた後、学生たちのことはどう映っていたのでしょう









 Aに関しては、何の心配もしていなかった。けれども、チーム全体を見ると、やっぱり層の薄さ、特にFWの層の薄さが試合の結果に出てきていて…。ひとりひとりを見ると、すごく成長はしているんだけど、やっぱり層の厚いチームと比べると、チームとしての力は勝つところにまではいってない。試合で勝てないと、自信もいかないだろうから、B以下に関しては試練の時期だと思う












―大峯功三はじめ、学生たちの変化、彼ら自身で何かを変えようという意志を感じたりは、あったのでしょうか










 どうだろうなぁ。何も変わってないということではなくて、今年に入って4年生を中心にやろうとしていることを、継続してというか、よりそういったところを意識してやっているんだろうなとは感じたけどね










―アタックはよくなっているように映ります








 本当にしっかりしたディフェンスをしてくるチームとやったときにどうかだね。先週のメイジもよかったけれど。ああいったチームとやって、しっかり崩しきって取り切れるところまでいかなくてはならない。ブレイクダウンも含めて











―常々セットプレーとディフェンスがチーム作りの軸だと話されていますが、前者の評価は








 まだまだだなぁ…










―スクラムに関しては、メンバーがごっそり入れ替わったなか、いいものを継続できているとも思いますが









 いや、そうなんだけど、だからこそもっともっと上のレベルに、春のうちに持っていきたいんだけどね











―サントリーとも組まれたのでしょうか









 組ませてもらった。押せはしなかったけど、押されもしなかったという感じかな。アタック&ディフェンスなど練習全体を通して、通用する部分もあったし、崩しきられる場面も少なかった。外国人選手がいなかったから、何とも言えない面もあるけれど



 






―4月から5月の頭にかけて、山下大悟が特命コーチを務めましたが、経緯をご説明頂くと








 NTTコムを離れることになって、彼自身の進路も分からないというところで、将来のことも含めて、時間があるのなら来てよと










―どのようなリクエストをされたのでしょう。山下大悟に求めていたもの









 あれやこれや求めても中途半端になるから、特定の選手にビタ付きするとか、BKのこの部分だけを見てくれとか、そういったところだね











―山下大悟のコーチングを見て感じたことは








 俺自身がそうだったんだけど、引退してすぐにワセダに戻ってきたときに、やっぱりワセダっていいなという想いが強くあって、ハマってしまったんだよね。あいつもそういったパターンにハマりつつあるなというのはすごく感じたかな(笑)










―彼がこの期間でもたらしてくれたものは。学生たちの心をしっかり掴んでいたように見えました








 大悟に限らず、やっぱりあれだけのキャリア、実績のある選手が来てくれたら、学生たちの刺激になるのは間違いない。これは外国人コーチでも同じだと思うけれど。今回、大悟は本当に上から下まできめ細かく見てくれたので、よかったんじゃないかな。特にCTB陣にとっては










―いよいよ迎える6月。この一カ月の位置づけ、取り組みは。帝京大戦への持っていき方









 流経大戦をいい形で乗り越えることができたのは、最後の帝京大戦に向けて、いい感じで仕上げていけるだろうと。メイジにも負けて、流経大にも負けて~なんてことになっていたら、昨年と同じでちょっと大変なことになっていたけれど。あとは…ケガを恐れていたら、何もできないんだけど、やっぱり層が薄いので、これ以上ケガ人を出さずに、でも厳しい練習を4週間重ねること。それができれば、何とか戦えることができるのではないかって












―この春から新たに始めた、チームの大半を占める寮生以外への練習後のケータリングによる食事の提供。効果の程はいかがでしょう








 体重が落ちていないのは、間違いない。極端に体重の落ちている選手がいないというのは、成果のひとつなんだと思う










―今シーン掲げている『Plus One』。後藤さん自身に当てはめると…









 『創造』という意味で言えば、実は『Plus One』どころか、fourもfiveもチャレンジしているというのが実情で…。ラグビーもそうだし、直接関係ない仕事のところでも。そういった大きな括りでいったら、すごくチャレンジングな年であることは間違いない










―5月31日に国立競技場で開催されるレジェンドマッチへの意気込みを








 メイジのメンバーを見たらすごい人たちが出てきているからね…。死んできます(笑)









―最後に支えてくださる皆様へ、6月への決意をビシッと








 本当に私自身、すごく楽しみになってきました。最後の帝京大戦に向けて。昨年までのチームと、基本的にベースは同じですが、また少し垣永たちのチームとは違ったものを、今年は『創造』の先にNew Wasedaを創ろうと掲げている、その一端を、6月22日にお見せできるのではないかと思っています
 

<ワセダクラブ事務所にて 5月を終えて>

 

■Vol.121 2014.5.24練習レポート[ラグビー レディース通信]

投稿日時:2014/05/26(月) 10:25

~練習内容~

1 シニアとのタッチフット
2 鬼ごっこ(2対1)
3 ランニング(1本)
4 鬼ごっこ(2対1)
5 ステップ練習
6 相撲
7 1対1
8 2対1
9 ランニング(6本)(35秒~30秒)
10 縄(4本)(肩が痛い人はスクワットをやりました)
11(縄を4本登れなかった人は腹筋を30秒やりました)

~感想~

今回は静かな練習でした
世田谷レディースも来ていたということで混乱もあったと思いますが最初から
私自身も声が出せず周りの人も声が出せずで
暗かったです・・・
コーチも言っていましたが当たり前の挨拶が出来ていないということから見直さなければと思いました
来週からは挨拶を大切にして
頑張りましょう!

風瑚












 

■Vol.120 2014.5.17練習レポート[ラグビー レディース通信]

投稿日時:2014/05/21(水) 10:19

練習内容

1 体操
2 鬼ごっこ(3対2)
3 1対1
4 2対1
5 ステップの練習
6 相撲
7 3対3(タックル有)
8 綱(2本)


感想

今日は静かだったので来週はもっと声を出して頑張りたいです。
また、タックルでは手から行かないように気を付けたいです。














 

■Vol.119 2014.5.10練習レポート[ラグビー レディース通信]

投稿日時:2014/05/12(月) 11:35

練習内容

1. 鬼ごっこ (3対2)
2.1対1(普通の→転がしてキック→浮かしてキック)
3. 相撲
4. タックルされた後のリリース
5. 1対1(フルコンタクト)

いつものメニューと違う「キックで相手を抜く」という練習では、なかなか上手くいかずみんな手こずっていました。
練習の前後に自主練して、試合で使えるようになりたいですね。
 
最近はメンバーのほとんどが中・高・大学生ですが、今日は体験入部で社会人の方が来てくださいました。
年令・経験を問わずみんなで楽しめるのがワセクラのいいところです!
 
どんどん人数が増えるといいですね~
 
コシ






















 

特別編・特命コーチ・山下大悟[後藤禎和 『緊張・継承・創造』]

投稿日時:2014/05/09(金) 16:58




 この春、監督直々の特命を受けた男は、大いなる覚悟を胸に、再び上井草に帰ってきた。2002年度シーズン、第85代主将としてクラブに久方ぶりとなる歓喜をもたらした山下大悟(現・日野自動車)。今なお多くの者の記憶に残る熱きリーダーは、この一月、その熱を学生たちに伝え続けた。




 赤黒への拘り、あがき、今、己は何をするべきか。すべては『荒ぶる』のために…。ダイゴが語る、ワセダの現在・過去・未来―




 

 

 





『緊張・継承・創造 特別編・山下大悟』

編集・疋田拡



 

 

―まずは今回コーチとして上井草に来た経緯を








  前々からもお話を頂戴していたのですが、今年の一月半ばくらいにワセダがNTTコムへ練習に来たとき、後藤さんから「時間を作ってスポットでも何でもいいからコーチしてくれないか」と










―その要請をどう受け止め、どんな想いで上井草へ







  いずれにせよ、フルタイムでは関われないので、やれることは限られてはいます。今、帝京大に勝てていない状況が続いているなか、少しでもお役に立てれば~という想いでした










―新卒からプロ選手としてトップリーグへ入団した先駆けの存在。やはりゆくゆくは指導者に~という願いはあった?







  もちろんです。コーチに限らず、ラグビーに携わっていきたいという想いはあります




 






―この一カ月、コーチをするにあたって大事にしていたこと、ポリシーは







  全員に同じ愛情を注ぐということです。時間の許す限りは、シニア、ジュニア問わず、全員に同じ愛情を注ぐ。全体練習、ユニット練習、ポジション練習、全員を見て、そのなかで特命を受けていたCTBを注意深く見ていました










―後藤監督からのリクエストは。ここを見てくれ、改善してくれというもの








  6月22日、帝京大に絶対に勝たなくてはならない。そのためのフロントスリーの体力アップ、スキルアップ。なかでも、CTBに勝浦という奴がいるから、重点的に見てくれと










―いざ、上井草に足を踏み入れて感じたことは。流れる空気、熱…







 東伏見族のおじさんたちがいて、後藤さんがいて、昔と変わらないなぁと思いましたね(笑)。学生たちを見ていて感じたのは、学年のカベなく、みんなフラットだなと。ポジティブな意味で



 





―この一カ月を言葉にすると







  あっという間でしたね。ものすごく充実した時間でした。本当にあっという間で、4月は過ぎていくのが早かったです










―学生たちに一番伝えたかったことは








  帝京大に勝つために、何事もポジティブにやることです。コーチからポジ練のメニューが与えられます。そのメニューを遂行することだけがいいことではないわけで、例えば水曜日だったら、ディフェンスの練習がある。その中でこういうことができなかったから、これをやろうというのが、本来のあるべき姿。かつ、しっかりとポジション練でルーティンワークとしてこれをやらなければならないというものをやる。その両方をしっかりと自分たちで考えながら取り組む。学生たちがどこまで自分たちでできるのか分からないですけど、しっかり自分と毎日向き合うことの大切さを伝えたかったです










―その視点で学生たちを見ると…







 一週間半くらいで、もっとも変化を感じたのは(CTB)飯野でした。もちろん、元々自覚のある子で、練習をハードにやっていたんですけど、今年は12番として幅を広げていかなくてはいけない。そのなかで、新しい課題を与えて、それに対する答えとヒントと練習方法を与えました。そこでディスカッションをしていったんです。それから飯野の自分自身と向き合う姿勢というのが、ものすごく変わってきました。毎日話をしていたんですが、自分でしっかりと判断できるようになったなと。今日自分は何をすべきなのか。元々そういったことができているから、あれだけいい選手なんでしょうけど、日々彼自身の成長を感じることができました




 






―学生たちのことはどう映った?どうしても「最近の奴らは~」なんて言ってしまうことも多いけど







  4年生に関してはもう立派の一言に尽きます。ハードワークを厭わず、みんな真摯に取り組んでいますから。だからこそ、毎日与えられたことを一所懸命やるだけではなく、新しい課題にもどんどんチャレンジして欲しい。新しい課題で窮屈と思うということは、成長している証ですから。(FB)三村も個人でコンタクト練習をするようになりましたし(笑)。体調なども考慮して、自分自身としっかりと、どんどん向き合って欲しいと感じます。一方で下級生、特に2年生に関しては、まだまだ自分で自分を計ることが難しいのかなと。そういったところが見受けられました。勝浦しかり、高橋しかり、矢野しかり、橋しかり。もう少しボトムアップが必要です。(ロック)桑野とか(笑)











―そもそも、最近のワセダのことはどう見ていた?5年間勝てていないこの状況







  直近では、昨年はすごくよかったと思います。4年生を中心にチームに芯があると感じました。しかし…、一時期、少し低迷しかけたのかなって









―大学ラグビー全体の映り方は







 それぞれがんばっているとは思いますけど、やっぱり早慶明に強くなって欲しいですよね





 





―外から見ていて抱いていたものと、実際にコーチとして中に入って感じたもののギャップはそんなにはない?







 ないです、ないです。昨年みたいに、坪郷しかり、飯野しかり、荻野しかり、ああいった人間がたくさん出てきておもしろいなぁって。努力が実っていく姿、おもしろかったです









―この一カ月、自身のことを振り返ると。描いていたようにできたのか、伝え切れたのか







 いやいや、いやいや、全然、全然、まだまだですよ。ただ、フルタイムコーチと毎日ディスカッションさせてもらって、ワセダの基本的なアタックの形、ディフェンスのシステムを共有することができました。それにより具体的に指摘できるようになり、少しは伝えられたと思います。でも、勝浦の成長もまだまだですし、足りないです










―チームに帯同した同大戦、大文大戦の評価は







 同志社戦に関しては、特に前半は無駄なキックが多いと感じました。自分たちでボールを手放してしまうプレーが多い。またアタックの形はありながらも、横に逃げてしまうところが多く、タテに突破にする脅威がまだ足りないかなと。ボールを横に流しているだけだとディフェンスの餌食になってしまいます。アタックシェイプをもう少し狭く深くしてもいいので勢いのあるアタックをするとか、クロスプレーを使うとか、(SO小倉)順平もパサーではなく、自分が突破役としてボールを受ける感覚を持てれば、これからもっともっとよくなっていくと思います



 






―失点の多さがどうしても気になる







 究極に速いディフェンスを求めていると思います。そのためにFWのセットスピードとフィットネスが重要になってくるでしょうし、10番を誰が見るのかがキーになります。あとは、バックスリーですね。ぺンデュラム。深津、荻野を中心にラインの上げ方が巧くなれば、よくなると思います。ただ…、ベースにあるのは、フィジカルの強さ、1vs1の強さで、そこでしっかりと戦えない限り帝京大には勝つことはできない。そこは、ジムのなかで追求していって欲しいですし、グラウンドのなかでも追求していって欲しいです










―フィジカルに関する考え方、位置づけ、取り組みは、やはり自身が学生だったときと変わってきている?







  実際に強くなってきているとも思いますが、ブレイクダウンの体の使い方だったり、腕の使い方だったりは、もう少し上げていった方がいいですよね。テクニックの部分










―そんななかでも、アタックはかなりよくなってきているように感じる。数年来課題とされてきた部分







 大東大戦では69得点。前半の課題を後半にしっかりと修正して、10番からのフェーズだけではなく、9番からのフェーズも交えていくことにより、ディフェンスを寄せることができました。あの強風のなかでも相変わらずバックスは外にボールを持っていくのが上手ですし、GWの終盤で69点取れたということは大いに自信にして欲しいですよね。ラインの浅さ、深さの調整はまだまだにしても、よくなってきていると思いますから



 





―よくなった要因は。練習で力を入れてきたことだったり







 チーム練習では10番からのフェーズアタックに時間を割いていました。その中で9のパスをしっかりすること。あとは、先ほども言ったように、順平がパサーにならないで、しっかりと自分もモーメントを持ってディフェンスに仕掛けていくこと。他には、ランナーの立ち位置を少し修正して、ボールを奪いにいくだとか、相手の間隙にしっかりと走り込む。基本ではあるんですけど、そこに意欲を持つということに取り組みました










―試合を見ていて、成果出たぁ!とか、喜びを感じた瞬間などはあった?







 個人の話になりますが、大東大戦の勝浦が、同志社戦に比べてボールをたくさんもらおうとしていたことですね。どんどんどんどん自分で勝負して、突破しようとしていた。あとは、桑野が短い出場時間のなかで、ボールタッチ6回ですか。これはすごいことですよ。ロックとして、アタックのランドマークとして、しかも勢いを持って走り込んでもらっていたので、ここは成果かなと。飯野に関しても、前半相手のディフェンスラインの早い上がりに引っ掛かっていたところをしっかりと修正して、後半はラインを上手にオーガナイズしていた。本人はミスが多かったと言ってましたけど、全然ポジティブなミスだったので、よかったと思います










―ズバリ、ワセダがこの一カ月で変わったところは







 マイナーなところは、ものすごく変わったと思います。細部の見逃しがちなところであったり、少し雑になりかけていたところだったりを修正できたかなと。そういった細部はかなりよくなっているはずです。注意深く見ていたので。例えば、順平のもらい方であったり、SHのパスであったり、ボールをパスの勢いがあるうちにしっかり取る、点で取らずに線で取る。その辺りは良くなりました。あとは、CTB陣のFWランナーの裏でのボールのもらい方が上達したと思います



 






―そのCTB陣を仕込んできたのは、自身のコーチでもあった今駒さん







  CTB陣を見て伝統、感じましたね。3人ヘッドもしっかりと残っていました。必要なスキルを植え付けられていて、今駒さん、銘苅さん、すごいなって










―度々名前の出てくる勝浦、同じ13番としてどうしても期待してしまう







 瞬発力があるので、僕も期待しています。あとは、自分自身のビデオはもちろん、色々な試合を見てイメージを膨らませていくことをして欲しいです。そして、宝の持ち腐れにならないようにボールタッチ回数を増やすこと。そのためにポジショニングをしっかりし、大きな声を出すこと。ディフェンスは、今駒さん、銘苅さんが手取り足取り指導してくれると思いますから











―主将・大峯功三のことはどう映った?







 僕から特別に何かを伝えたとかはないですけど、チームの先頭に立って、常に体を張っていて、すごくいいリーダーだなと思いました


 







―昔からよく知る後藤監督に変化を感じたりは…







 変わらず、今も昔も、みんなに愛されていますよね。そして、みんなに対して厳しく、みんなに対して優しい。同じ愛情を全部員に注いでいるんだなと改めて感じました









―ワセダラグビーとは…と問われたら、どう言葉にする?







 『荒ぶる』、ですかね。そのためにグラウンドで『荒ぶる』訳じゃないですか、練習から。すべてはそれだと思います










―昨シーズンの主将・垣永真之介しかり、今の学生たちはその『荒ぶる』とは…「歌ったことがないからどんなものなのか分からない」と表現したりする







 自分と向き合って、あがいて、あがいて、あがいて…そのものが『荒ぶる』なんです。もちろん、冠婚葬祭で僕たちは歌うことができます。ただ、そのためだけのものではなくて、赤黒への拘りやあがきが『荒ぶる』。僕たちはそう教わりましたし、そう思っています。だから、今年の4年生たちにも、最後まで赤黒に拘って欲しいですし、あがき、もがき、苦しんで、日本一になって欲しいです


 







―自身も12年勝てていなかったチームのキャプテンだった







 本当によく生きたなという感じがしますよね、最後の4年生のときは










―今、改めて。あの4年間はどんなものだったのか







 それも…『荒ぶる』です。やっぱり言葉にすると










―この一カ月、山下大悟が得たものは







 色々とありますが、一番は学生たちとの接し方ですね。選手の顔色をしっかり見て、今日は疲れているなとか、スパイク履いてグラウンド歩いている姿を見て肩落としているなとか、個々人の趣向をチェックしたりだとか。チームは生き物だと思うので、そういった声掛けで少しでもやる気を出してもらえたら~とコミュニケーションを密に取っていました










―あのとき、清宮さんが監督になられたのが34歳。その後の中竹さん、辻さんも同じ時期。いつの日か自分たち周辺の世代が~みたいな想いはあったりするもの?







 そういった自覚は、当然持っていなければいけないですね。この一カ月でも、最後の週に(田原)耕太郎さんが来てくれましたし、(大田尾)竜彦からも電話をもらって、随分気にしていましたよ。昨日は伊藤(雄大)からも電話をもらいました。(佐々木)隆道も2回グラウンドに来てくれました。最後の1回は僕が強制的に呼んだんですけど(笑)。全員の、そういった力を結集して、覇権奪回に向かっていければと思います










―最後に。お久しぶりに皆様へメッセージを







 いつも、いつまでも、変わらぬ愛情を注いで頂きありがとうございます。学生たちは、本当に真摯に毎日練習に取り組んでいます。その努力が、結果として日本一という形で結実できるよう、微力ながらサポートしていければと思っておりますので、よろしくお願いします。そして、今年も早慶戦、早明戦、大学選手権準決勝、決勝とたくさん足を運んで頂けたら嬉しいです


 
<一カ月のコーチを終えて>
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